研究の情報を知りたい 研究部 DOR

  1. TOP
  2. 研究部(DOR)
  3. 講師等派遣(話題リスト)

講師等派遣(話題リスト)

社内研修、一般の講演会、大学等の特別講義などに、当財団上席研究員(大学名誉教授をはじめとするベテラン産学官OB陣)を派遣します。
講演テーマは「話題リスト」のメニューからお選びください。
講師プロフィールについては、「上席研究員リスト」をご参照の上、お申し込みください。
受講者層に応じたレベルでわかりやすい講演を致します。

<講義要項>
・講演時間は基本50分~90分迄ですがご要望に応じます
・講義形式はプロジェクターを使用したスライド講義形式 (PCは持参可)
・「中高生向けの話題」については、基本として講演費用は無料、交通費実費のみご請求とさせて頂きます

話題リスト

  • 一般市民向けの話題
  • 一般技術者向けの話題
  • 専門技術者向けの話題
  • 中高生向けの話題
題目 最近の太陽電池,特にカーボン薄膜太陽電池
講師 梅野 正義 (名工大名誉教授)
概要 原料が豊富な炭素材料から,特にCO2からも可能な,炭素(C)膜をプラズマCVD法で作成し,安価な太陽電池を作製する.
専門レベル 専門技術者向き 主な対象者 専門技術者,一般技術者,一般市民
技術シーズ領域 エネルギー分野:32 太陽電池,環境分野:38 CO2からのカーボン太陽電池
研究分野 0401 ナノ物質・材料,0503 自然エネルギー

このページのトップへ

題目 結晶構造と電子セラミックス
講師 大里 齊 (名工大・プロジェクト教授)
概要 セラミックスって分かるかな.焼き物だよ.土を焼いて固めたものは,瀬戸物.純度の良い原料を用いた焼き物がファインセラミックスだ.焼き物が電子と関係があるんだって?セラミックスの多くのものは電気を通さない絶縁体だ.送電線に使われている碍子が,その性質を使ったものだよ.また,セラミックスの中の電子や原子の動きを使ったものもあるよ.電気を貯めるコンデンサ.電波を受信したり,発信したりする通信に使われるものもあるよ.電気を通すセラミックスもあるんだ.超伝導になるものもある.セラミックスは,小さな結晶の集まりだよ.結晶は原子が規則正しく並んでいるんだ.その並び方によって,性質が違うのだ.だから,原子の並び方を知ることは大変大切なんだ.
専門レベル 一般市民向き 主な対象者 一般市民,高校生
技術シーズ領域 材料分野:02 材料構造制御技術
研究分野 0401 ナノ物質・材料

このページのトップへ

題目 身近な偏光と偏光顕微鏡
講師 大里 齊 (名工大・プロジェクト教授)
概要 偏光サングラスをかけたことはあるかな.明るさの変わる変光グラスとは違うよ.世界が変わって見えるよ.反射光をさえぎるから,空がまっ青に,木の葉も本当の色が見えるよ.釣りの好きな人は持っているよ.水の中の魚が見えてくるから.結晶を偏光を通してみると,結晶の素顔が見えてくる.結晶に光が入ると2つの光に分かれるのだよ.それぞれが偏光だ.2つあるからダブルの屈折率とよぶ.偏光顕微鏡は,顕微鏡に偏光板をステージの上下に組み込んだものだよ.これで,結晶の特性を偏光で調べることができるのだよ.
専門レベル 一般市民向き 主な対象者 一般市民,高校生
技術シーズ領域 材料分野:02 材料構造制御技術
研究分野 0401 ナノ物質・材料

このページのトップへ

題目 結晶学に基づいた材料開発(セラミックス応用結晶学)
講師 大里 齊 (名工大・プロジェクト教授)
概要 材料のほとんどは,結晶からできています.結晶の構造が材料の特性を決めます.私は,結晶構造と特性の相関を解明し,材料設計をしてきました.私の研究してきた積層コンデンサー,圧電結晶,エピタキシャル成長を中心に結晶学に基づく材料の研究・開発についてお話しします.
専門レベル 専門技術者向き 主な対象者 専門技術者,一般技術者
技術シーズ領域 材料分野:02 材料構造制御技術
研究分野 0401 ナノ物質・材料

このページのトップへ

題目 金属・無機系廃棄物の再資源化
講師 藤澤 敏治 (名大名誉教授)
概要 循環型社会構築が叫ばれる昨今、その背景から紐解き、無機系廃棄物(主として金属系廃棄物)の再資源化の現状、並びに今後に向けた課題等について概説する。新しい循環ビジネスの開発の一助になれば幸いである。
専門レベル 一般理系向き 主な対象者 一般技術者,一般市民,高校生
技術シーズ領域 環境分野 26 再資源化技術(環境への負荷を軽減するための資源開発、利用技術の研究開発
環境分野 40 難処理有害物質、汚染物質の処理技術     
研究分野 0304 循環型社会システム  0604 環境負荷最小化  

このページのトップへ

題目 これからの水問題
講師 笠倉 忠夫 (元豊橋技科大教授)
概要 地球温暖化に伴う気候変動によって,世界的に水不足問題が深刻化する.水処理に於いても技術大国である我が国は,この分野に於いても国際的貢献をはたすべきである.一方,水ビジネスに於いてもISO254000シリーズが発効し,これに如何に対応するかが課題である.
専門レベル 一般市民向き 主な対象者 一般技術者,一般市民
技術シーズ領域 環境分野:41 その他の環境分野の研究開発
研究分野 0723 水循環系健全化の総合水管理

このページのトップへ

題目 一般廃棄物の焼却
講師 笠倉 忠夫 (元豊橋技科大教授)
概要 所謂ごみの処理は生活環境保全上,極めて重要であり,一般市民の関心も高い.これに対してごみの保有するエネルギー資源的価値については殆ど理解されていない.ごみ焼却は一定以上の発電効率が得られるならば,システム工学上最も有利な処理法であり,この事を行政,市民に良く理解して貰う事が専門家の役割である.
専門レベル 一般市民向き 主な対象者 専門技術者,一般市民
技術シーズ領域 環境分野:37 再資源化技術,エネルギー回収利用技術
研究分野 0304 循環型社会システム,0504 エネルギー利用技術

このページのトップへ

題目 新エネルギー問題
講師 笠倉 忠夫 (元豊橋技科大教授)
概要 新エネルギーに関しては一般の関心が高いわりに,その位置づけ,限界などについて余り良く理解されていない.温暖化対策としてのエネルギー問題は既存エネルギー,省エネ,CCSなどの新技術とのベストミックスを求めて行くことが必要である.
専門レベル 一般市民向き 主な対象者 専門技術者,一般市民
技術シーズ領域 環境分野:32 石油代替エネルギーの開発・利用技術
研究分野 0503 自然エネルギー,0504 省エネルギー・ エネルギー利用技術

このページのトップへ

題目 超音波による内部診断ー人体,自動車部品,コンクリートから原子力発電所機器までー
講師 川嶋 紘一郎 (名工大名誉教授)
概要 人間ドックにおける超音波診断,原子力・火力発電所機器,鉄鋼・コンクリート橋梁,自動車部品などの内部異常部の検査/診断に超音波が広く用いられている.従来の音響インピーダンス差を利用する方法により検査・評価が困難な,異質材料接合部の不完全部の検出に有効な非線形超音波法(高調波),サイドバンド法など新しい超音波診断・評価法について紹介する.また薄肉小物自動車部品の超音波非破壊評価・検査の最近の動向についても紹介する.
専門レベル 一般理系向き 主な対象者 専門技術者,一般技術者
技術シーズ領域 材料分野:05 材料評価
研究分野 0408 計測,0705 社会基盤構造の劣化

このページのトップへ

題目 人工臓器を手に取りながら科学と技術を考える
講師 小林 一清 (名大名誉教授)
概要 人体に適合して高度な生体機能を発揮するためにいろいろな人工臓器が開発されてきた.人工腎臓,人工血管,バルーンカテーテル,人工皮膚などは,見かけは簡単なつくりであるが,高度な機能を発揮するための精緻な工夫が凝らされている.これらの人工臓器を手に取りながら,人体と材料の接点における科学と技術を考えてみたい.
専門レベル 一般市民向き 主な対象者 一般市民,高校生
技術シーズ領域 材料分野:04 機能性材料高度化技術(機能性材料の高度化又は,新機能材料の研究開発),医療・福祉分野:25 医療機器(高機能の医療機器・システムの研究開発)
研究分野 ものづくり:0607 医療・福祉機器

このページのトップへ

題目 人類の未来と「多糖」の活用
講師 小林 一清 (名大名誉教授)
概要 セルロースやデンプンをはじめとする多糖類は,太陽の恵みを受けて,陸上や海洋で大量に生産されており,人類は太古から衣服住の素材として活用してきた.人類は今や,石油などの化石資源の枯渇に直面しており,エネルギー源,食糧,生活材料,医薬品として,多糖をもっともっと有効に活用しなければ生存を続けることができない時代になってきた.多糖を素材とする高機能材料に焦点を当てて,多糖の有効利用について考えてみたい.
専門レベル 一般市民向き 主な対象者 一般技術者,一般市民,高校生
技術シーズ領域 環境分野:37 未利用資源利用技術(未利用資源の研究開発),材料分野:04 機能性材料高度化技術(機能性材料の高度化又は,新機能材料の研究開発)
研究分野 環境:0304 循環型社会システム,ものづくり:0606 先進的ものづくり

このページのトップへ

題目 「糖鎖」のはなし:核酸・タンパク質に次ぐ「生命の第三の鎖」
講師 小林 一清 (名大名誉教授)
概要 「糖鎖」は,細胞の表面にある炭水化物(糖)が鎖のように繋がったものであり,生命現象の本質に深く関わっている.ABO血液型,ガン細胞の転移,インフルエンザウイルスの感染,大腸菌Oー157の毒素などには,「糖鎖」が働いている.「糖鎖」の生命科学における発展を紹介するとともに,「糖鎖」の産業科学への展開を考えてみたい.
専門レベル 一般理系向き 主な対象者 一般技術者,一般市民,高校生
技術シーズ領域 バイオテクノロジー分野:08 生体機能解明・利用(生体の有する機能を工学的に応用するための生体機能解明・利用技術の研究開発)
研究分野 ライフサイエンス:0189 共通基礎研究

このページのトップへ

題目 留学生と日本
講師 石田幸男(名大名誉教授)
概要 世界地図を広げてみると,西に大きな中国,北に大きなロシア,東に大きなアメリカがあり, そのなかでちっぽけな日本という島が心細く大陸に貼り付いている.列強が征服を繰り返す修羅場の中で,例外的に他国の支配をうけず生き延び, 発展してきたのは,私たちの先祖が,「留学」によって,命をかけて先進文化,先進技術を学んできたからに他ならない.遣隋使・遣唐使による 中国文化吸収の時代,明治維新後の西洋文化吸収の時代を経て,今まさにそれらに匹敵するグローバル化の時代を迎えている.ここで生き延びる ためには,異文化を理解し,グローバルな視野を育てる留学(派遣と受入)が大切である.留学と留学生に関わる歴史と最近の動きを紹介する.
専門レベル 一般市民向き 主な対象者 一般市民,高校生
技術シーズ領域 その他:42 その他
研究分野 900 人文・社会

このページのトップへ

題目 半導体発光ダイオード(LED)の話
講師 澤木 宣彦 (愛工大教授・名大名誉教授)
概要 LED(半導体発光ダイオード)は,赤外線リモコン,電車や駅の表示装置,あるいは交通信号機に使われています.携帯端末の液晶表示板のバックライトには白色LEDが使われています.表示・照明装置としてのLEDの特長は,消費電力が小さく,コンパクトで,長寿命であることです.LEDは,火(たいまつ,ローソク),エジソンの電球,蛍光灯に次ぐ,第4の「環境に優しいあかり」として世界で開発が進められています.LEDの研究開発の歴史,動作の原理,最近の開発課題,応用例などを紹介します.
専門レベル 一般市民向き 主な対象者 専門技術者,一般技術者,一般市民,高校生
技術シーズ領域 情報通信分野:13 光エレクトロニクス
研究分野 情報通信:0213 デバイス ナノテク・材料 0403 ナノ情報デバイス

このページのトップへ

題目 地球環境問題と自動車用高分子材料
講師 高橋 秀郎 (元豊田中央研究所)
概要 自動車軽量化と高分子材料の変遷,リサイクル技術につて企業研究所での経験を紹介し,今後の自動車用高分子材料の課題(ナノコンポジット,再生可能資源など)について解説する.
専門レベル 一般理系向き 主な対象者 専門技術者,一般技術者
技術シーズ領域 材料分野:02 材料構造制御技術 03 構造材料高度化技術,環境分野:26 再資源化技術 38 地球環境の改善に関する技術
研究分野 ナノテク・材料:0402 ナノ物質・材料(構造材料応用等) 0409 加工・合成・プロセス,環境:0301 地球環境 0389 共通基礎研究

このページのトップへ

題目 香りを科学する
講師 高部 圀彦 (静岡大名誉教授)
概要 地球上は様々なにおいで満ち溢れている.嗅覚は五感の一つであり,生物間のコミュニケーションの重要な手段である.本講座では,においについて一般の方にもわかり易いように以下の項目について解説する.1,香料利用の歴史 2,嗅覚器官とにおいの強さ 3,におい物質の化学構造 4,においと生体とのかかわり 5,香料の製法と環境とのかかわりを紹介する.さらに,実施に香料として利用されているさまざまな物資のにおいを体験する.
専門レベル 一般市民向き 主な対象者 一般技術者,一般市民,高校生
技術シーズ領域 その他:42 その他
研究分野 1000 自然科学一般

このページのトップへ

題目 食料・農業・農村の活性化・持続化
講師 竹谷 裕之 (名大名誉教授)
概要 食料の安全安心が脅かされ,異常な低自給率の日本で,国民的関心事になっている食料・農業・農村を活性化する戦略と方法を探るとともに,安全安心を実現する方策を解明する.また食料・農業・農村の有り様は環境問題と密接に関わり,その解決は技術と経営を総合的に捉え管理する力を作り出すことによって可能となる.食料の出荷・流通・消費の過程で1/4が廃棄される状況を考え,また農業廃プラなど農業生産資材のリサイクルを可能とする仕組みと技術,管理の組み合わせを検討し,地域に定着できるものを解明する.IT食農人材育成やニューアグリビジネス人材育成の事業にも取り組む.
専門レベル 一般市民向き 主な対象者 専門技術者,一般市民,高校生
技術シーズ領域 環境分野:26 再資源化技術 (環境負荷軽減の資源開発利用技術の研究開発),その他:42 その他
研究分野 0304 循環型社会システム 0506 国際社会への協力と貢献 0900 人文・社会

このページのトップへ

題目 回転機械の力学入門
講師 石田幸男(名大名誉教授)
概要 工場では蒸気タービンや遠心分離機など,家庭では車,洗濯機,掃除機など,私たちの周りには 様々な回転機械があふれている.高速で回る回転機械は巨大なエネルギーを持ち,その故障は,振動・騒音を生み,さらには大事故に結びつく. 機械を静かに安全に運転することは,回転機械を静粛に運転することだと言っても過言ではない.回転機械で発生する様々な振動を紹介し, その振動をどうしたら小さくできるかについて解説する.
専門レベル 専門技術者向き 主な対象者 専門技術者,一般技術者
技術シーズ領域 機械分野:24 その他の機械分野の研究開発
研究分野 ものづくり技術 0601 高精度技術 0689 共通基礎研究

このページのトップへ

題目 力学の面白い話
講師 石田幸男(名大名誉教授)
概要 笛ななぜきれいな音がするのか,こまはなぜ倒れないのか,ぶらんこをなぜ大きくゆすることができるのか,など身の回りには不思議なことがたくさんあるが,一見不思議に思えることも,力学の視点から見ると,なっとくすることができます. 身の回りのさまざまな運動を例にとりながら力学の基本,面白さ,すばらしさを解説する.
専門レベル 一般理系向き 主な対象者 一般市民,高校生
技術シーズ領域 その他:42 その他
研究分野 1000 自然科学一般

このページのトップへ

題目 Excelで解く乾燥技術
講師 中村 正秋 (名大名誉教授)
概要 新しく乾燥機を設計する,あるいは既存の乾燥機の性能評価などを行うことが求められる.このためには多くの数式を使いこなさなくてはならない.たいへん面倒であるので,必要な数式をExcelで計算できるようにしておくと,きわめて短時間で設計計算や性能評価ができ,たいへん便利である.
専門レベル 専門技術者向き 主な対象者 専門技術者
技術シーズ領域 材料分野:05 その他の材料分野の研究開発,バイオテクノロジー分野:11 その他のバイオテクノロジー分野の研究開発,機械分野:24 その他の機械分野の研究開発,エネルギー分野:34 省エネルギー,エネルギー利用技術,環境分野:41 その他の環境分野の研究開発
研究分野 0389 共通基礎研 0409 加工・合成・プロセス 0504 省エネルギー・ エネルギー利用技術

このページのトップへ

題目 初歩から学ぶ乾燥技術
講師 中村 正秋 (名大名誉教授)
概要 乾燥操作は工業,農業,水産業のいろいろな分野で使われている.しかし,工業高校,高専,大学などで乾燥技術について系統的に教育されることは少ない.必要に迫られて乾燥技術を独学で習得する人に初歩から応用面までを解説する.
専門レベル 一般理系向き 主な対象者 一般技術者
技術シーズ領域 材料分野:05 その他の材料分野の研究開発,バイオテクノロジー分野:11 その他のバイオテクノロジー分野の研究開発,機械分野:24 その他の機械分野の研究開発,エネルギー分野:34 省エネルギー,エネルギー利用技術,環境分野: 41 その他の環境分野の研究開発
研究分野 0389 共通基礎研 0409 加工・合成・プロセス 0504 省エネルギー・ エネルギー利用技術

このページのトップへ

題目 伝熱・燃焼工学における数値解析の基礎
講師 山下 博史 (名大名誉教授)
概要 本講演では,伝熱や燃焼に関する現象を数値計算によってシミュレーションする方法について紹介する.まず伝熱・燃焼現象を支配する基礎方程式を示し,それらの基礎方程式をコンピュータで解くための方法について解説する.さらに,この方法で解析した例に基づき,数値計算では実験では測定できない各種の物理量の挙動を予測することができ,現象のメカニズムを正確に理解することができることを示す.
専門レベル 専門技術者向き 主な対象者 専門技術者,一般技術者
技術シーズ領域 エネルギー分野 35 その他のエネルギー分野の研究開発
研究分野 0589 共通基礎研究

このページのトップへ

題目 熱力学の基礎と熱機関の原理
講師 山下 博史 (名大名誉教授)
概要 本講演では,エネルギー問題を正しく理解するために必要な熱力学の考え方を述べ,熱機関の作動原理について解説する.特に,巨視的な熱力学における熱平衡,熱力学の第1法則および熱力学の第2法則によって,力学的な基礎の上に,熱的な概念「温度」,「熱」,「エントロピー」等がどのように導入され定義されてきたかについて解説する.その上で,熱力学の最も重要な応用である熱機関の発展の歴史について述べる..
専門レベル 一般理系向き 主な対象者 一般市民,高校生
技術シーズ領域 エネルギー分野 34 省エネルギー,エネルギー利用技術
研究分野 0599 その他

このページのトップへ

題目 地球温暖化と石油ピークに威力を発揮する風力発電
講師 林 農 (鳥取大学名誉教授)
概要 再生可能エネルギーの一つである風力発電は地球温暖化防止とエネルギー・セキュリティの観点から,国策として優先的に進展させるべきエネルギー源である.アメリカ・オバマ大統領は2030年までに全電力の20%を風力発電によって賄うグリーン・ニューディール計画を発表し,欧州各国も風力発電先進地として益々大量の風車を増設している.一方,日本では雷・台風などの自然条件と,景観,バードストライク,低周波音障害などの人間が提起する課題,政治と行政の固定観念などから停滞気味で進展していない.石油ピークが来ている今,陸上風力発電に加えて洋上風力発電の開発と諸課題を克服して進展させるべき必要が迫っている.
専門レベル 一般理系向き 主な対象者 専門技術者,一般技術者,一般市民
技術シーズ領域 エネルギー分野:32 石油代替エネルギー(新エネルギー)の開発・利用技術
研究分野 0503 自然エネルギー

このページのトップへ

題目 携帯電話等モバイル端末ディスプレイの最適文字サイズとその視認性
講師 松沼 正平 (元テレコムエクスプレス)
概要 携帯電話等モバイル端末ディスプレイの文字に関する視認性と加齢効果についての実験を行い,一般的に利用されている文字サイズの適否についてその加齢効果をも含めての検証.
専門レベル 専門技術者向き 主な対象者 専門技術者,一般技術者,一般市民
技術シーズ領域 情報通信分野:17 ヒューマンインターフェース技術
研究分野 0211 情報通信・ヒューマンインターフェース評価

このページのトップへ

題目 画像文字メールの利用とその視認性
講師 松沼 正平 (元テレコムエクスプレス)
概要 携帯電話等のディスプレイに文字を表示する際,多くの場合内臓フォントの有無に影響される.この内臓フォントの有無にかかわらず,どの言語の文字も自由に表示するため,テキストを画像化して使用する方法の視認性と可能性の検証.
専門レベル 専門技術者向き 主な対象者 専門技術者,一般技術者,一般市民,高校生
技術シーズ領域 情報通信分野:17 ヒューマンインターフェース技術
研究分野 2211 情報通信・ヒューマンインターフェース評価

このページのトップへ

題目 情報化社会を支える超絶機構技術 (磁気ディスク装置の開発裏話)
講師 三矢 保永 (名大名誉教授)
概要 ディジタル情報化社会へ移行しつつある現代社会では,日々膨大な情報が生産され,通信され,処理され,蓄積されている.最初の磁気ディスク装置は,1956年に開発され,以来50年が経過し,この間に1億倍もの記録密度の向上が実現された.この間の技術変遷とともに,最新装置に導入されているヘッドとディスクのナノすきま相対運動を実現するための超絶機構技術(ナノ機構技術)を分かり易く解説する.
専門レベル 専門技術者向き 主な対象者 専門技術者,一般技術者
技術シーズ領域 情報通信分野:14 超微細加工(微細領域における特性の利用を目的とする超微細加工技術の研究開発)
研究分野 0207 大容量・高速記憶装置 0601 高精度技術 0603 高付加価値極限技術

このページのトップへ

題目 ナノトライボロジーのはなし
講師 三矢 保永 (名大名誉教授)
概要 マイクロマシン,マイクロファブリケーション,遺伝子操作,ヘッド媒体インタフェース,などナノメートルの加工・運動・制御を対象とするナノテクロジーの分野が興隆しつつある.この分野では,ナノメートルの相対運動を精確安定に実現することが重要な課題になっている.実用レベルの実現には,トライボ分子膜による潤滑技術が必須である.トライボ分子膜においては,一般の潤滑問題とは異なり,潤滑膜自体に,自己保持機能と自己修復機能が要求される.ここでは,分子膜を介したナノトライボロジー技術の最先端技術を紹介する.
専門レベル 一般理系向き 主な対象者 専門技術者,一般技術者
技術シーズ領域 機械分野:21マイクロマシン技術 24 その他の機械分野の研究開発
研究分野 0407 表面・界面 0408 計測技術・標準 0689 共通基礎研究

このページのトップへ

題目 サイエンスサロン 雲のかたちと空のいろ (光と空と雲のサイエンス)
講師 三矢 保永 (名大名誉教授)
概要 大空には,日常的な青空や夕焼けにかぎらず,光と雲と大気の織りなす偶然によって,美しい不思議現象(光学現象や大気現象)が現れることがある.本講座では,知らなければ見過ごしてしまう大空の不思議現象が「なぜ・いつ・どこ」で現れるのかについて,美しい写真と絵解きイラストで,分かり易く解説する.あわせて光の基本的な特性(散乱,屈折,干渉,回折),および気象学の基礎(大気の熱力学)を学ぶ.また,本講義によって,大空を見上げて心豊かになり,また自然のすばらしさや地球の大切さを実感する機会を提供する.
専門レベル 一般市民向き 主な対象者 一般市民,高校生
技術シーズ領域 その他:42 その他
研究分野 1000 自然科学一般

このページのトップへ

題目 極めて複雑な構造を持つ結晶が自然界に存在するわけ?
講師 水谷 宇一郎 (名大名誉教授)
概要 結晶と言えば,面心立方の銅,体心立方の鉄,ダイアモンド構造のSi, Ge等を思い浮かべます.その構造は単純で数個の原子からなる単位胞が周期的に配列して結晶を組みます.しかし,自然界には,単位胞内に100個を越える原子を含み,それが周期的に配列する結晶の存在することが1980年代後半からわかってきました.このような複雑構造物質が何故自然界に安定に存在するのかという素朴な疑問を研究する学問は物理,数学,化学,材料学にまたがる基礎科学です.資源の少ない日本で,新しい機能材料の創製を目指す人材育成は必須ですが,私の講演を通じて自然の不思議に関心を持っていただければ幸いです.
専門レベル 一般理系向き 主な対象者 専門技術者,一般技術者
技術シーズ領域 材料分野:05 その他の材料分野の研究開発
研究分野 0410 基礎物性,0489 共通基礎研究

このページのトップへ

題目 からくりの技術に学ぶ
講師 西堀 賢司(大同大名誉教授)
概要 日本で江戸時代に生まれた「からくり」はロボットの原型であり, その後のロボット技術に生かされている.からくりの歴史と代表的な作品について映像を交えて解説する.また, 我々が開発した現代版からくりの「空中ブランコロボット」の原理と動作を分かり易く解説する.これは,電気的 動力無しで,上り勾配のブランコ列をロボットが手を使って上っていくことから,重力に逆らって上る不思議さがある. さらに,製造現場で省エネ,省人化に利用されているからくりを紹介する.
専門レベル 一般市民向き 主な対象者 一般市民,高校生,中学生
技術シーズ領域 機械分野
24その他の機械分野の研究開発
研究分野 0606 先進的ものづくり  1000 自然科学一般

このページのトップへ

題目 ロボットと暮らす日々が来るか
講師 西堀 賢司(大同大名誉教授)
概要 日本のロボット普及元年と言われる1980年以降,日本の生産現場では産業用 ロボットが急速に導入された.日本と欧米のロボットに対する考えの相違から日本がロボット王国と呼ばれるまでになった背景と ロボット開発の歴史を見てみる.先の福島の原発事故はロボットの開発に影響を与えた.今後ロボットは製造業のみならず, 福祉・介護などパーソナルロボットの分野で期待されている.さらに,家庭内に進出し,生活に溶け込むことが考えられる ホームロボットについても考えてみよう.
専門レベル 一般市民向き 主な対象者 一般市民,高校生,中学生
技術シーズ領域 機械分野
20知能機械,        24その他の機械分野の研究開発
研究分野 0609 システム       1000 自然科学一般

このページのトップへ

題目 環境・エネルギー・健康と磁気のはなし
講師 毛利 佳年雄 (名大名誉教授)
概要 太陽活動と関連して地球生物の生存・健康に深く関わっている地磁気に焦点を当て,そのメカニズムの解明を通して,世界の水問題の根本的解決の原理を提案し,皆で考える.発明した磁気センサが携帯電話に電子コンパスとして量産されていることなども,磁気センサを持参・実演しつつ紹介する.
専門レベル 一般理系向き 主な対象者 一般技術者,一般市民,高校生
技術シーズ領域 情報通信分野:12 新機能デバイス,環境分野:41 その他の環境分野,医療福祉分野:28 その他の医療福祉分野
研究分野 ライフサイエンス:0199 その他,情報通信:0210 センサ,環境:0399 その他

このページのトップへ

題目 生命の不思議の元、タンパク質、核酸、の構造を見る
講師 山根 隆 (名古屋大名誉教授)
概要 生命現象の担い手であるタンパク質は、核酸に含まれる遺伝情報に基づき作製された、数千~数十万個もの原子から構成される精密機械である。タンパク質が正常に機能するためには、細胞の中で 正しい立体構造を保持している必要がある。我々がどのようにしてタンパク質や核酸などの生体高分子の構造を求め、創薬や生命現象の不思議を解明してきたかを紹介する.
専門レベル 一般理系向け 主な対象者 一般市民,一般技術者
技術シーズ領域 ライフサイエンス、創薬
研究分野 構造生物化学

このページのトップへ

題目 X線回折法で量子世界に迫る
講師 田中清明 (名古屋工大名誉教授)
概要 ナノ材料の次の時代は,量子材料の時代であろうと思われる.わずか数グラムの化合物中にアボガドロ数個の原子・分子が含まれるが,この膨大な数の原子・分子の性質を有効に生かして活用する材料,すなわち,量子材料は,量子力学の根本的な理解無しには開発できない.大学院において,高度な量子力学の専門教育を受けた技術者のよる,高度な知的集約が必要である.この意味で,量子産業は,産業と教育の両面において,最先端レベルにある先進国でのみ成立する産業であり,今後の日本の未来を開く,産業の一つになる可能性を持つ.一方,X線回折法は,電子密度を測定する方法である.電子密度は電子の波動関数の絶対値の2乗であり,波動関数からすべての物性が計算できるので,波動関数は量子力学において最も重要である.話題提供者は精密X線解析の研究を行っており,測定電子密度から,位相を除いた原子道関数を求める方法を確立した.この方法を使用して,レーザーで見られる反転分布が,希土類化合物の温度を160℃にするだけで達成されていることを発見した.量子材料探索のひとつの成果である.
専門レベル 理系一般向け 主な対象者 一般技術者,一般市民
技術シーズ領域 材料分野
04機能性材料高度化技術(易分解性プラスチック,傾斜性機能材料等,機能性材料の高度化又は,新機能材料の研究開発)
研究分野 0401ナノ物質・材料 0410基礎物性 

このページのトップへ

題目 分子・原子・電子を見る
講師 田中清明 (名古屋工大名誉教授)
概要 X線回折法で,どのように原子同士が結び付けられて分子ができているか,すなわち,結合の様子が明らかになる.最近では,電子がその結合でどのような役割を果たしているかも明らかになってきた.そのX線回折法の原理を分かり易く説明し,最近の最先端の進歩についても分かり易く解説する.
専門レベル 一般市民向け 主な対象者 高校生,一般市民
技術シーズ領域 材料分野
04機能性材料高度化技術(易分解性プラスチック,傾斜性機能材料等,機能性材料の高度化又は,新機能材料の研究開発)
研究分野 0401ナノ物質・材料 0410基礎物性 

このページのトップへ

題目 創薬についての基本的な考え方
講師 永井博弌 ( 岐阜薬科大特任教授)
概要 新薬創生すなわち創薬が国家的戦略として取り上げられて久しい.話題提供者はこれまでに天然物に由来する多くの物質からの創薬研究に長年,携わっており,これまでに製薬企業の協力のもと,2種のアレルギー疾患治療薬の開発に成功した.このような新薬開発に関わる基礎研究,特に天然物からの開発について種々の経験から,役に立つと思われるヒントを解説する.
専門レベル 専門技術者向け 主な対象者 専門技術者
技術シーズ領域 バイオテクノロジー分野 09 有用生物資源利用 
医療 福祉分野 28 その他の医療・福祉分野の研究
研究分野 0102 医学医療

このページのトップへ

題目 免疫学入門
講師 永井博弌 ( 岐阜薬科大特任教授)
概要 免疫学は私たちの体をまもる大切な仕組みである.免疫とはどんなことであり,免疫がうまく働かないと,どんな病気になるのかを知る.そして,免疫の異常によっておきてくる病気を防いだり,治すにはどんなことが大切であるかを概説する
専門レベル 一般市民向け 主な対象者 一般市民
技術シーズ領域 医療 福祉分野 28 その他の医療・福祉分野の研究
研究分野 0102 医学医療 

このページのトップへ

題目 クスリとリスクの話
講師 永井博弌 ( 岐阜薬科大特任教授)
概要 クスリは私たちが病気になったとき,病気を治すのに大切ものである.クスリとはどんなものであり,どのようにして効くのか,また副作用はなぜおきるのかなどを概説し,正しい薬の服用方法を一緒に考える.
専門レベル 一般市民向け 主な対象者 一般市民
技術シーズ領域 医療 福祉分野 28 その他の医療・福祉分野の研究
研究分野 0102 医学医療 

このページのトップへ

題目 タンパク質の品質管理と病気
講師 山根 隆 (名古屋大名誉教授)
概要 私たちの体はタンパク質の微妙な働きのバランスにより保たれている.タンパク質が作られなくなったり,逆に作られすぎても,体のバランスが崩れ病気の原因となる.また,遺伝子の変異によりタンパク質の機能などが変化すると,病気になる可能性が高くなる.そこで,私たちの体内でも「タンパク質の品質管理」が必要になってくる.細胞の中でタンパク質の品質管理がどのように行われ,病気(おもに成人病)を予防しているかを考える.
専門レベル 一般市民向け 主な対象者 高校生,一般市民
技術シーズ領域 ライフサイエンス、創薬
研究分野 生物系、構造生物化学

このページのトップへ

題目 光ディスクの話
講師 虎澤研示 (元名古屋工業大学教授)
概要 光ディスクは日本が世界をリードしてきた技術であり,商品である.
1970年初期に光ディスクのコンセプトが誕生し,その後各社から様々なタイプの光ディスクが提案され,技術開発競争が行われた.そして,時にはリアルビジネスにおいて業界を二分した激しい戦いが行われた.光ディスクはこうした厳しい競争を通して成長してきた技術分野であり,その中には教訓となる多くのドラマがある.
光ディスクの開発の歴史,光ディスクの技術内容,あるいは標準化など,対象者のニーズに対応した切り口で話題を提供する.
専門レベル 一般市民向け 主な対象者 一般技術者,一般市民,高校生
技術シーズ領域 情報通信分野 13 光エレクトロニクス(光の特性を利用したデバイス・機能材料・集積回路等の光エレクトロニクス技術の研究開発)
研究分野 0207 大容量・高速記憶装置 0601 高精度技術

このページのトップへ

題目 特許の話/知的財産権の話
講師 虎澤研示 (元名古屋工業大学教授)
概要 特許をはじめとする知的財産権は今後の我が国の成長戦略にとって極めて重要なものである.
特許をめぐる国内外の状況,特許の歴史,特許の仕組み,明細書の書き方,条約・各国の特許法,特許とビジネス戦略,特許と標準化,特許の活用方法,特許の価値,技術者と特許,大学における知的財産の活用方法,あるいはその他の知的財産権等,対象者のニーズに対応した色々な切り口で,技術者・研究者としての経験・体験に基づいて話題を提供する.
専門レベル 一般市民向け 主な対象者 一般技術者,一般市民,高校生
技術シーズ領域 42 その他
研究分野 0689 共通基盤研究

このページのトップへ

題目 みずみずしい皮膚の源は
講師 八田一郎 (名大名誉教授)
概要 皮膚角層は表皮の最外部にあり,外部からの異物の侵入および内部からの水の蒸散を防ぐバリアー機能を持っている.皮膚角層は主として角層細胞と細胞間脂質から成っている.しかし,それらのその分子レベルでの役割については未知な点が多い.最先端の放射光X線散乱を用いた皮膚角層構造の研究成果により得られた最近の成果について紹介する.今日,皮膚の保湿状態を健全に保つこと重要な課題である.皮膚の保湿機構について現在分子レベルで分かっている限りで触れたい.
専門レベル 一般市民向け 主な対象者 一般技術者,一般市民
技術シーズ領域 バイオテクノロジー分野 07生体高分子機能解明・利用
医療・福祉分野 28そのたの医療・福祉分野の研究開発     
研究分野 0102 医学・医療      0407 表面・界面  

このページのトップへ

題目 鋼材の製造プロセスとその用途
講師 杉江 英司 (元JFEテクノリサーチ)
概要 鉄鉱石から各種の鉄鋼製品が作られる工程を製鉄所の実際の設備を通じて紹介する。また各種鋼材が最終的にどのような製品になるかを分かり易く紹介する
専門レベル 一般理系向き 主な対象者 一般技術者,一般市民,高校生
技術シーズ領域 42 その他
研究分野 ナノテク・材料 0499その他
ものづくり技術 0699その他

このページのトップへ

題目 粒子・粉体を”調教”するために
講師 椿 淳一郎 (名大名誉教授)
概要 ほとんど全ての製造業において,原料,中間品,製品は粒子・粉体として取り扱われている.粒子・粉体は,液体や気体に 比べると挙動は複雑で,また雰囲気の影響を受けやすいため扱いにくくトラブル発生の源となっている.また粒子・粉体の取り扱いは,最終製品の 品質にも大きく影響する.そんなやっかいな粒子・粉体をできるだけスムースに取り扱うには,急がば回れで基礎を勉強するのが最速の道である.できれば数回に分けて演習問題も解きながら講義する.
専門レベル 専門技術者向き 主な対象者 専門技術者,一般技術者
技術シーズ領域 42 その他(製造プロセス技術)     
研究分野 0389 共通基礎研究  

このページのトップへ

題目 スラリとわかるスラリー工学
講師 椿 淳一郎 (名大名誉教授)
概要 無機材料の原料粉体の粒子はμmオーダーで,液中に懸濁されたスラリーとして取り扱われている. スラリーは千変万化にその振る舞いを変えるため,取り扱いの指針も立たず,ただただ勘と経験に頼らざるを得ない状況にある. 勝手気ままに振る舞うスラリーを御するためには,何に気を付ければいいのか解説する.
専門レベル 一般理系向き 主な対象者 専門技術者,一般技術者
技術シーズ領域 42 その他(製造プロセス技術)     
研究分野 0389 共通基礎研究  

このページのトップへ

題目 カーボンナノチューブのエレクトロニクス応用の可能性
講師 水谷 孝 (名大名誉教授)
概要 カーボンナノチューブは飯島澄男博士によって発見された日本発の材料であり,ナノメートルという 非常に小さな直径を有する炭素ナノ物質である. フレキシブルかつ透明であり,超高速かつ高機能エレクトロニクスへの展開の可能性を有する.本講義では,エレクトロニクスの 基本となるトランジスタおよびその集積化について,最先端技術を紹介する.
専門レベル 専門技術者向き 主な対象者 専門技術者,一般技術者
技術シーズ領域 情報通信分野
12 新機能デバイス,  19 その他の情報通信分野の 研究開発 
研究分野 0213 デバイス     0403 ナノ情報デバイス  

このページのトップへ

題目 放射能とは(物理学に見る浪漫と自然に与えた影響)
講師 山根 隆 (名古屋大名誉教授)
概要 19世紀末、X線や放射線が発見されると、多方面に応用され、 医療や科学技術の発展に貢献した。しかし、徐々にX線や放射線が生命に与える影響も認識されるようになった。 ここでは、放射線研究の歴史とその応用例を紹介する。また、放射線による障害についても簡単に紹介する。
専門レベル 一般市民向け 主な対象者 高校生,一般市民
技術シーズ領域  
研究分野 基礎物理、基礎生物

このページのトップへ

題目 中部を襲う水災害と防災・減災対策
講師 辻本哲郎 (名古屋大名誉教授)
概要 中部の地域特性から,この地域に出現する水害の特性を整理し,かせんの治水対策がどのように進展し,今後展開されるかを認識した上で, 減災ソフトがどのように効果的に発揮できるかを考える.流域委員会を通じた河川整備計画の策定や,激甚な災害への復旧事業のあり方や, ダムの効果の検証についても紹介する.
専門レベル 専門技術者向け 主な対象者 専門技術者,一般技術者
技術シーズ領域  
研究分野  

このページのトップへ

題目 スーパー伊勢湾台風に備える
講師 辻本哲郎 (名古屋大名誉教授)
概要 伊勢湾ゼロメート利地帯は55年前に伊勢庵台風の来襲で5000人を越える人命を奪われた.最近では,2005年ハリケーンカトリーナは ニューオリンズを水没させ1000目二条の生命を奪った.伊勢wんを始め三台湾に地域では数100km2のゼロメートル地帯の巨大台風時の 対応が急がれる.気象予測技術の進歩で伊勢湾台風レベルの巨大災害の来襲は1.5日前にかなりの確度で予測される.このリードタイムを 使った事前広域避難計画,救援・復旧の初動計画などがやっと行動計画として議論され始めた.その際前線を紹介する.
専門レベル 専門技術者向け 主な対象者 専門技術者,一般技術者
技術シーズ領域  
研究分野  

このページのトップへ

題目 河川生態系の理解とその保全のための技術
講師 辻本哲郎 (名古屋大名誉教授)
概要 大空には,日常的な青空や夕焼けにかぎらず,光と雲と大気の織りなす偶然によって,美しい不思議現象(光学現象や大気現象)が現れることがある.本講座では,知らなければ見過ごしてしまう大空の不思議現象が「なぜ・いつ・どこ」で現れるのかについて,美しい写真と絵解きイラストで,分かり易く解説する.あわせて光の基本的な特性(散乱,屈折,干渉,回折),および気象学の基礎(大気の熱力学)を学ぶ.また,本講義によって,大空を見上げて心豊かになり,また自然のすばらしさや地球の大切さを実感する機会を提供する.
専門レベル 専門技術者向け 主な対象者 専門技術者,一般技術者
技術シーズ領域  
研究分野  

このページのトップへ

題目 生物多様性をまもるアセスメント技術-河川事業を対象として
講師 辻本哲郎 (名古屋大名誉教授)
概要 1997年に導入された環境影響評価法は「生態系アセス」とさえ呼ばれ,それまでの公害対応から一変した.生態系アセスとしての アセスメント手法を解説するとともに,戦略的アセスメントへの仕組みの前進への対応についても,最新の議論を含めて解説する. 生態系サービスや地球環境への配慮にも敷衍する.
専門レベル 専門技術者向け 主な対象者 専門技術者,一般技術者
技術シーズ領域  
研究分野  

このページのトップへ

題目 有害ガスの無害化
講師 鈴木憲司 (名古屋大名誉教授)
概要 ごみ燃焼により発生する塩化水素ガス等の高温除去をハイドロソーダライトやハイドロガーネット等のアルカリ岩鉱物を用いること により行うことが出来る。排ガスからの塩化水素除去メカニズム等を解説し、その副次的な効果、例えばダイオキシン生成抑制等に ついても解説する。また、室内や作業現場で有害なVOC(揮発性有機化合物)の処理法についても解説する。.
専門レベル 専門技術者向け 主な対象者 専門技術者,一般技術者,一般市民
技術シーズ領域 環境分野
39 地域環境の改善に資する技術
40 難処理有害物質、汚染物質の処理技術
研究分野 030 地域環境

このページのトップへ

題目 自由視点テレビ -世界最先端の映像メディア-
講師 谷本正幸 (名古屋大名誉教授)
概要 テレビは遠隔地の情景を居ながらにして見たいという人類の夢を実現したが、それは1視点の映像の伝達であり、しかもユーザは 自分の意思でその視点の位置を変えることができない。両眼2視点の映像を伝達する2眼式3Dテレビでも、立体視はできるが、 やはり視点の位置を変えることはできない。自由視点テレビFTV(Free-viewpoint TV)はこのような従来の映像メディアの制約を 打ち破り、ユーザが自ら視点を自由に移動して3次元シーンを見ることができる、全く新しい映像メディアである。無限個の視点を 持つFTVは究極の3 次元テレビであり、世界の映像メディアの頂点に立つ。世界最先端の映像メディアであるFTVとその国際標準化 について紹介する。
専門レベル 専門技術者向け 主な対象者 専門技術者,一般技術者
技術シーズ領域 情報通信分野 16 仮想現実環境(仮想空間シミュレータ・三次元入出力装置等の仮想現実環境技術の研究開発)
研究分野 0203 サービス・アプリケーション

このページのトップへ

題目 東日本大震災に見た巨大地震津波の実態と今後の備え
講師 松井徹哉 (名古屋大名誉教授)
概要 2011年3月11日に発生した東日本大震災による巨大津波は東北・関東地方の太平洋沿岸に壊滅的な被害をもたらした.当東海地域に おいても、東海・東南海・南海3連動地震を想定した津波防災対策への機運が高まってきている.本講演では、日本建築学会の調査 団の一員として東日本大震災の被災地を訪れ、建築物の被災状況の調査に当たった経験をもとに、巨大津波災害の実態をスライド 写真やビデオ映像を交えて報告するとともに、今後の地震津波に対するハード・ソフト両面での対策を考える.
専門レベル 一般市民向け 主な対象者 専門技術者,一般技術者,一般市民,高校生
技術シーズ領域 その他 42 その他
研究分野 0702 災害被害最小化応用技術

このページのトップへ

題目 長周期地震動を受ける浮屋根式大型石油貯槽のスロッシング解析理論の構築と耐震補強法の提案
講師 松井徹哉 (名古屋大名誉教授)
概要 2003年十勝沖地震では、震源から200km以上離れた苫小牧市の製油所で大型石油貯槽7基の浮屋根がスロッシング(液面動揺)により 沈没し、内1基が全面火災に至るという甚大な被害が発生した.これは平野部で増幅された長周期の地震動が浮屋根の過大なスロッ シング応答を励起したためと考えられる.同様の被害は、来るべき東海・東南海・南海3連動地震の際には、石油コンビナートが 散在する太平洋沿岸平野において広域的な発生が予測され、その対策が迫られている.本講演では、浮屋根と液体との連成振動を 考慮した地震応答解析および振動台模型実験を実施し、浮屋根の損傷・沈没のメカニズムを解明するとともに、浮屋根の効果的な 耐震補強法を提案する.
専門レベル 専門技術者向け 主な対象者 専門技術者,一般技術者
技術シーズ領域 その他 42 その他
研究分野 0702 災害被害最小化応用技術
1000 自然科学一般

このページのトップへ

題目 建物と地震の揺れを科学する
講師 松井徹哉 (名古屋大名誉教授)
概要 プレート境界上に位置する日本列島では巨大地震の周期的な発生は避けられない.当東海地域においても近い将来における東海・ 東南海・南海3連動地震の再来が高い確率で予測され、突発性の内陸活断層地震の可能性も否定できない.地震予知に万全を期する ことができない現状では、建物の耐震強化を図る以外に有効な対策はない.本講演では、地震によって建物がどのように揺れるかを 科学的に検証し、効果的な建物の地震対策を考える.
専門レベル 一般理系向け 主な対象者 一般技術者,一般市民,高校生
技術シーズ領域 その他 42 その他
研究分野 0702 災害被害最小化応用技術
0706 有害危険・危惧物質等安全対策

このページのトップへ

題目 プラスチックがもたらす身のまわりの環境問題とその対策の現状
講師 小長谷重次 (名古屋大名誉教授)
概要 ポリエステル(PET)、ナイロン、塩ビ等、数多くのプラスチックが身のまわりにあり、塩ビはダイオキシン、環境ホルモンなどの 環境問題の一因とたたかれたことは周知である。PETもその合成法、組成、性質から見れば、全く問題が無いわけではない。プラス チックに起因する環境問題を真に理解するには、ポリマー合成法、組成、特性を学び、その上で環境に優しいプラスチック材料の 設計指針・開発状況をしっかり把握する必要がある。
専門レベル 一般市民向け 主な対象者 専門技術者,一般技術者,一般市民,高校生,中学生,小学生と父兄
技術シーズ領域 環境分野 39 地球環境の改善に資する技術(排ガス、土壌汚染等)
研究分野 0301 地球環境 0304 循環型社会システム 0706 有害危険・危惧物質等安全対策

このページのトップへ

題目 ナノフィラー(超微粒子)とナノコンポジットのはなし
講師 小長谷重次 (名古屋大名誉教授)
概要 粒子径0.1ミクロン以下の超微粒子(ナノフィラー)を充填したナノコンポジットが高機能材料として注目されている。機能性を発揮 するにはナノフィラーがポリマーに高分散・充填されなければならず、高分散化にはフィラーの凝集を抑えるためにフィラー表面に より大きな電荷や官能基を与える必要がある。酸化チタン、アルミナ、炭酸カルシウムなどのナノフィラーのPETポリマーへの 分散化法を、モデル実験そして実証実験によりわかりやすく解説する。さらに、最近注目されつつあるナノ炭素粒子やセルロース ナノファイバーの分散、ナノコンポジットの研究開発動向を紹介する。
専門レベル 一般理系向け 主な対象者 専門技術者,一般技術者,高校生
技術シーズ領域 材料分野 04 機能性材料高度化技術(易分解性プラスチック、傾斜性機能性材料等、機能性材料の高度化または新機能材料の研究開発
研究分野 0402 ナノ物質・材料 0407 表面・界面 0410 基礎物性

このページのトップへ

題目 フィルムは滑る、なぜ?
講師 小長谷重次 (名古屋大名誉教授)
概要 野菜を包装した透明な食品包装用フィルムや液晶テレビに使用される光学用フィルムには滑り性付与を目的として粒径1ミクロン前後の 微粒子(フィラー)が充填されている。良好な透明性かつ滑り性を与えるにはフィルム基材(ポリマー)へのフィラーの高分散充填が 肝要で、それにはフィラーの粒径・形や光学特性のみならず表面電荷特性を知り、フィラーの凝集を抑制することが重要である。 さらに光学用フィルム表面の耐スクラッチ性も非常に重要で、ナノフィラーを用いた耐スクラッチ性改善処方につき解説する。その他、 フィラーがもたらす様々な機能についても紹介する。
専門レベル 一般市民向け 主な対象者 専門技術者,一般技術者,一般市民,高校生
技術シーズ領域 材料分野 04 機能性材料高度化技術(易分解性プラスチック、傾斜性機能性材料等、機能性材料の高度化または新機能材料の研究開発)
研究分野 0402 ナノ物質・材料 0407 表面・界面 0410 基礎物性

このページのトップへ

題目 タッチパネルに使われる透明導電材ー現在、将来の材料動向ー
講師 小長谷重次 (名古屋大名誉教授)
概要 ITO(スズドープ酸化インジウム)は優れた透明導電材料であるが、価格高騰、入手難、低生産性、表面の脆さのため、ポリアニリン、 ポリチオフェン(PEDOT)などの導電性高分子、カーボンナノチューブ(CNT)、グラフェンなどのナノ炭素、銀粒子や銀ファイバー などが代替透明導電材料として検討されている。最近、導電性及び透明性の点でITOに匹敵するITO代替透明導電材料が出現しつつ有り、 筆者の導電性高分子を用いたITO代替透明導電膜材の研究成果を交えて、最近の研究開発動向につき解説する。
専門レベル 専門技術者向き 主な対象者 専門技術者,一般技術者,高校生
技術シーズ領域 材料分野 04 機能性材料高度化技術(易分解性プラスチック、傾斜性機能性材料等、機能性材料の高度化または新機能材料の研究開発)
研究分野 0401 ナノ物質・材料(電子・磁気・光学応用等) 0407 表面・界面 0606 先進的ものづくり

このページのトップへ

題目 CAEによる先進的ものづくりと材料モデル
講師 大野 信忠(名大名誉教授)
概要 構造物の変形と寿命の解析・予測のために有限要素法(FEM)が今では通常のツールとして使用されるが,このCAE技術では,材料の変形特性を表す材料モデル(構成式)が大変重要な役割を果たす。このため,繰返し負荷のもとで生じる非弾性変形の材料モデルは,最近急速に高度化し,汎用FEMに実装されるようになってきた。このような非弾性材料モデルのいくつかについて述べるとともに,汎用FEMに実装するための方法とFEM解析例を紹介する。
専門レベル 専門技術者向き 主な対象者 専門技術者,一般技術者
技術シーズ領域 機械分野 24 その他の機械分野の研究開発
研究分野 0606 先進的ものづくり  0689 共通基礎研究

このページのトップへ

題目 材料の疲労と破壊の防止
講師 田中 啓介(名大名誉教授)
概要 機械構造物は,破壊荷重より小さい荷重でも長時間繰り返すと破壊することがある.これは疲労破壊と呼ばれ,長期間使用する部材の安全性を保証するためには疲労に対する対策が不可欠である.疲労は,ミクロな損傷が蓄積され,微小なき裂となり,進展して大きくなりついには破壊が引き起こされる.ここでは,疲労の損傷過程のミクロな機構,および力学的取り扱いを基礎にして,疲労寿命の予測,耐疲労設計法をもとに材料の疲労と破壊の防止法を述べる.
専門レベル 専門技術者向き 主な対象者 専門技術者,一般技術者
技術シーズ領域 材料分野 03 構造材料高度化技術(従来の構造材料に比して,機械的特性等に優れた構造材料の研究開発)
研究分野 0402 ナノ物質・材料  0408 計測技術・標準  0689 共通基礎研究

このページのトップへ

題目 機械の隠れた力 「残留応力」のはなし
講師 田中 啓介(名大名誉教授)
概要 機械や構造物中に存在する残留応力は「隠れた力」といわれ,部材の破壊や疲労強度に大きな影響を持つばかりでなく,部材寸法の安定性をも左右する.ほとんどの部材や構造物は残留応力を持っており,予期せぬ変形や破壊が生じたときには,その原因が残留応力に帰着される場合が多い.ここでは,残留応力発生の原因,測定評価法,および制御法について述べ,さらに残留応力の積極的利用法を考える.
専門レベル 一般理系向き 主な対象者 専門技術者,一般技術者
技術シーズ領域 材料分野 03 構造材料高度化技術(従来の構造材料に比して,機械的特性等に優れた構造材料の研究開発)
研究分野 0402 ナノ物質・材料  0408 計測技術・標準

このページのトップへ

題目 ナノメートルとフェムト秒の世界が見せる物質の性質
講師 中村 新男(名大名誉教授)
概要 大きさの単位として「ナノ」、時間の単位として「フェムト」という言葉が広く使われるようになってから20年余りになる。最近では、化粧品の宣伝でも「ナノ」という言葉が出てくる。波として数回しか振動しないほどに短い時間だけ放射するレーザー光を使うことによって、"瞬間"と言えるような時間で原子や電子の運動のスナップショットを観ることができる。ここでは、ナノメートルの大きさやフェムト秒の時間において現れる物質の性質や現象についてお話しする。対象とする物質は、ナノ構造の半導体、金属ナノ粒子、カーボンナノチューブなどである。
専門レベル   主な対象者  
技術シーズ領域  
研究分野  

このページのトップへ

題目 光の不思議 (時間の極限へ)
講師 中村 新男(名大名誉教授)
概要 私たちは大昔から光のある世界に住んでいます。光の性質を知ろうという学問は、ギリシャ時代のユークリッドに始まり、17世紀のガリレオ、ニュートン、マクスウェルと引き継がれて20世紀の相対論や量子論の誕生へと発展しています。アインシュタインの理論により光は波動と粒子の二重性をもつことが明らかになりました。 レーザーを使うと、波として数回しか振動しないほどに短い時間だけ放射する光をつくることができます。このような時間はフェムト秒という単位で表され、光は1ミクロン位しか進みません。“瞬間”と言えるこのような時間でスナップショット写真を撮るように、原子や電子の運動を観測できます。ここでは、光とレーザーの基礎と分子や固体の中で“瞬時”に起きているさまざまな現象を紹介します。
専門レベル 一般市民向け 主な対象者 一般市民,高校生
技術シーズ領域 その他 42その他
研究分野 1000自然科学一般

このページのトップへ

題目 エネルギー問題と熱エンジンの原理
講師 山下博史(名古屋大学名誉教授)
概要 エネルギー問題を正しく理解するために必要な「熱力学」の考え方や,熱を利用して仕事を生み出す熱エンジン「熱機関」の作動原理について紹介します.特に,熱力学における熱平衡,熱力学の第1法則および熱力学の第2法則によって,力学的な基礎の上に,熱的な概念「温度」,「熱」,「エントロピー」等がどのように導入され定義されてきたかについて説明し,その上で,熱力学の最も重要な応用である熱機関の発展の歴史について述べます.
(中学生には少し難しいと思われます.)
レベル 高校生向き キーワード エネルギー,熱,仕事,熱機関,温度,エントロピー

このページのトップへ

題目 タンパク質の結晶を宇宙で作る
講師 山根 隆(名古屋大学名誉教授)
概要 ミョウバンなどの結晶を溶液から作ったことがありませんか。地上では重力が働くため、対流が生じますが、ミョウバンの結晶化では対流は問題になりません。タンパク質は数千~数十万個もの原子から構成される精密機械ですが、それが機能するために若干揺らいでいます。このように大きなタンパク質の結晶を溶液中から作ろうとすると対流が邪魔をします。微小な重力しか働かない宇宙空間では、邪魔な対流が抑えられます。私たちは宇宙開発事業団(現宇宙航空研究開発機構)の助成を得て、スペースシャトルでタンパク質の結晶を作りました。その結晶から求めたタンパク質の構造を基に、私たちの細胞内でリサイクルがどのように行われているかを紹介します。
レベル 中高校生向き キーワード 結晶、重力、対流、タンパク質、細胞内リサイクル

このページのトップへ

題目 音で見えないものを観よう
講師 川嶋紘一郎(名古屋工業大学名誉教授)
概要 道路橋,発電設備,石油プラントなどの劣化・損傷の進行を早期に発見するために用いられる,超音波を用いた材料の非破壊診断,地震波トモグラフィーによる地球内部の構造の研究などについて紹介する.
レベル 中学生向き キーワード 内部可視化,超音波,弾性波,材料診断,非破壊評価,インフラストラクチャ―

このページのトップへ

題目 音波・超音波を用いた固体内部の可視化
講師 川嶋紘一郎(名古屋工業大学名誉教授)
概要 道路橋,発電設備,石油プラントなどの劣化・損傷の進行を早期に発見するために用いられる,超音波を用いた材料の非破壊診断,地震波トモグラフィーによる地球内部の構造の研究などについて紹介する.
レベル 高校生向き キーワード 内部可視化,超音波,弾性波,材料診断,非破壊評価,インフラストラクチャ―

このページのトップへ

題目 光であそぼう-性質と応用を知る-
講師 中村新男(名古屋大学名誉教授)
概要 私たちは大昔から光のある世界に住んでいます。光の性質を知ろうという学問は、ギリシャ時代のユークリッドに始まり、17世紀のガリレオ、ニュートン、マクスウェルと引き継がれて20世紀の相対論や量子論の誕生へと発展しています。
私たちが身の回りで見る光の反射や屈折、色、星の輝きなどから光の性質について学びます。理想的な光をつくるレーザーや小さなものを見る顕微鏡など科学の分野で利用されている光の応用と照明用の発光ダイオード、光を使った通信など社会や産業で使われている応用について紹介します。
レベル 中高校生向き キーワード 光、波動、屈折・反射、宇宙からの光、レーザー、顕微鏡、光るデバイス、光通信

このページのトップへ

題目 光の不思議 -時間の極限へ-
講師 中村新男(名古屋大学名誉教授)
概要 私たちは大昔から光のある世界に住んでいます。光の性質を知ろうという学問は、ギリシャ時代のユークリッドに始まり、17世紀のガリレオ、ニュートン、マクスウェルと引き継がれて20世紀の相対論や量子論の誕生へと発展しています。アインシュタインの理論により光は波動と粒子の二重性をもつことが明らかになりました。
レーザーを使うと、波として数回しか振動しないほどに短い時間だけ放射する光をつくることができます。このような時間はフェムト秒という単位で表され、光は1ミクロン位しか進みません。“瞬間”と言えるこのような時間でスナップショット写真を撮るように、原子や電子の運動を観測できます。ここでは、光とレーザーの基礎と分子や固体の中で“瞬時”に起きているさまざまな現象を紹介します。
レベル 高校生向き キーワード 光、波と粒子の二重性、レーザー、原子や電子の運動

このページのトップへ

題目 日本のからくりの技術に学ぶ
講師 西堀賢司(大同大学名誉教授)
概要 日本で江戸時代に生まれた「からくり」はロボットの原型と言われ、 現代のロボット技術に生かされています。ここでは、からくりの歴史と代表的な作品について映像を交えて解説します。また、 私達が開発した現代版からくりの「空中ブランコロボット」の原理と動作をわかりやすく解説します。これは、電気的動力無しで、上り傾斜のブランコ列をロボットが手を使って上っていくことから、重力に逆らって上る不思議さがあります。さらに、「からくり」は「ものづくり」における創意工夫の対象として注目を集めています。このため、日本の製造現場でからくりは省エネ、省人化に利用されています。
レベル 中高校生向き キーワード からくり、ロボット、空中ブランコロボット、ものづくり、創意工夫

このページのトップへ

題目 ロボットと暮らす日は来るか
講師 西堀賢司(大同大学名誉教授)
概要 日本のロボット普及元年は1980年と言われています。これ以降、日本の生産現場では産業用ロボットが急速に導入されました。日本と欧米のロボットに対する考えの相違から日本がロボット王国と呼ばれるようになった背景とロボット開発の歴史を見てみましょう。最近、ロボット開発に大きな影響を与えた出来事が2011年の福島原発事故でした。今後ロボットは製造業のみならず、福祉・介護などパーソナルロボットの分野で期待されています。さらに、家庭内に進出し、生活に溶け込むことが考えられるホームロボットについても考えてみましょう。
レベル 中高校生向き キーワード ロボット、ホームロボット、産業用ロボット、福祉、介護

このページのトップへ

題目 風力発電のしくみとはたらき
講師 林 農(鳥取大学名誉教授)
概要 再生可能エネルギーは、環境にやさしく、輸入することなく手に入れられる資源ですから、資源の乏しい日本の将来にうってつけのエネルギーです。中でも、風力発電は、最も有力な発電方式と言われています。それでは、風車はなぜあのように大きいのでしょうか?風車はなぜ回るのでしょうか?台風の多い日本で、その強風を利用することはできないのでしょうかなど、風力発電の仕組みとはたらきについてお話します。周囲を海に囲まれている日本では、風の強い海の上に建てる風車が望まれます。この洋上風力発電の研究開発は、世界に先駆けて日本で進んでいます。その最新技術についてもご紹介します。
レベル 中高校生向き キーワード 風力発電、風車、洋上風力発電、風況観測

このページのトップへ

このページのトップへ