技術分類 | キーワード | 管理番号 | 出願番号等 | 発明の名称 | 発明の簡単な説明 |
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バイオ | 炎症性腸疾患(クローン病、潰瘍性大腸炎) TNF-α ADAM17 スクリーニング方法 |
NCU-31 | 特願2012−247963 | 炎症性疾患治療薬のスクリーニング方法、並びに炎症性疾患の治療及び検査 | 炎症性腸疾患のための新規創薬標的を見出した。本発明で明らかにしたこの生体内標的物質はTNF-αの放出を特異的に抑制することが可能である。そのため、クローン病、潰瘍性大腸炎などの炎症性腸炎の創薬ターゲットとしてだけでなく、慢性関節リュウマチ、乾癬性関節炎、若年性突発性関節炎、ベーチェット病に対する創薬ターゲットとしても期待できる。 |
バイオ・創薬 | 機能性核酸 | NU-0470 | PCT/JP2012/061115 | 脳移行性機能性核酸及びその利用 | ミクログリアの神経保護作用を増強する脳移行性機能性核酸。アルツハイマー病モデルマウスへの脳室内投与により認知機能障害およびその病理所見の改善を確認している機能性核酸を、末梢投与においても脳移行し薬効が発揮できるように最適化を行ったものである。アルツハイマー病モデルマウスへの腹腔投与により認知機能障害の改善を確認している。また、培養細胞試験において、Aβオリゴマー量の減少、神経細胞生存率の向上、神経保護作用物質(HO-1)産生促進を確認している。【NU-431のPCT出願】 |
医薬・バイオ | 関節炎 ヒアルロン酸 マトリックスメタロプロテアーゼ 抗炎症 |
NU-0469 | 特願2012-112588 | 炎症性関節疾患治療薬 | 古くより利胆剤として臨床適用されてきた4-メチルウンベリフェロン(4-MU)がヒアルロン酸の過剰発現を抑制することによりコラーゲン誘発性関節炎モデルマウスの炎症発症と憎悪を抑制することを見出した。また、4-MUはヒト関節リウマチ滑膜細胞を用いたin vitro試験でマトリックスメタロプロテアーゼの発現を既存の抗炎症・関節炎治療薬(セレコキシブ、インドメタシン、エトドラク)より抑制した。4-MUは既存の抗リウマチ薬の副作用を軽減する新奇の関節炎治療薬として期待される。 |
医薬・バイオ | 尿毒症 慢性腎不全 インドキシル硫酸 |
NU-0468 | 特願2012-104818 | Nrf2活性化剤及びその利用 | 慢性腎不全患者の尿毒症症状を改善する球形吸着炭製剤(クレメジン)が腎不全ラットの抗酸化遺伝子(Nrf2)を誘導することを発見した。腎機能低下の進行には腎での酸化ストレス亢進による腎組織障害惹起によるとされ、Nrf2遺伝子の発現低下が酸化ストレス亢進に関与すると考察されている。Nrf2遺伝子誘導剤Bardoxolone Methylが現在、糖尿病合併慢性腎不全患者の治療薬として開発が進めらており、クレメジンも新規のNrf2誘導剤として慢性腎不全治療薬として期待される。 |
医療・バイオ | マラリア 薬スクリーニング |
NU-0466 | PCT/JP2011/063965 | 熱帯熱マラリア原虫のミトコンドリアDNAポリメラーゼの活性測定法及び抗マラリア化合物のスクリーニング法 | 抗マラリア薬開発の新奇な手段を提供することを課題としている。発明者らはマラリア原虫のミトコンドリアDNAポリメラーゼが他の生物のDNAポリメラーゼにはない特徴的な活性化条件を持っていることを明らかにした。本発明は、その特徴を利用して創薬スクリーニング法を開発したものである。既存の抗マラリア薬にはなかった新規な標的薬になりうることが期待される。 |
医薬・機能性材料 | 再生医療 iPS |
NU-0448 | 特願2011-244046 | iPS細胞由来血管前駆細胞シート及びその作製方法 | 血管新生を促すiPS細胞由来前駆細胞を利用した細胞シートの作製方法。虚血性心疾患治療や創傷治癒における血管新生療法への適応が期待できる。 |
医薬品候補 (創薬) |
脊髄損傷 脊髄炎 |
NU-0447 | PCT/JP2011/078846 | 中枢神経疾患治療剤 | 神経傷害(脊髄損傷、脊髄炎等)の治療剤として応用可能なバイオ医薬品候補(プロテオグリカン分解酵素の1種)を提供する。脊髄損傷モデルマウスにおいて、ヒト由来のプロテオグリカン分解酵素が後肢運動機能を回復させることを確認した。(NU-0402より移行) |
診断技術 | 肝臓モニタリング 虚血再還流 |
NU-0446 | PCT/JP2011/077851 | 肝臓の状態を診断する装置 | 肝臓(肝細胞)の状態をリアルタイムにモニタリングする手法を提供する。特殊な電極を用いることで直接肝臓をモニタリングすることが可能である。本手法を用いれば、肝臓手術時の適切な虚血還流時間を判断することが容易となる。また、基礎研究における実験装置への利用も可能である。(NU-0398より移行) |
アグリ | 穀物増収 種子サイズ増大機能 品種改良 遺伝子 |
NU-0443 | 特願2011-255357 | 植物体の子実増大機能を有する遺伝子及びその利用 | イネの種子サイズを増大させる遺伝子の同定と育種学的利用に関する発明。穀類の品種改良に利用することが出来る。 |
新規バイオ技術 | 細胞培養 | NU-0442 | PCT/JP2011/078184 | 培地添加剤及びその利用 | 本発明は、ウシ胎児血清に代替可能な細胞添加剤を提供するものである。血管内皮細胞による培養試験においてウシ胎児血清とほぼ同程度の細胞増殖効果を確認している。本発明はその際の重要なツールとなりうる。(NU-0410より番号移行) |
臨床診断 | 医療 診断 バイオマーカー 希少疾患 |
NU-0441 | 特願2011-258387 | リンパ球性漏斗下垂体後葉炎のバイオマーカー及びその用途 | リンパ球性漏斗後葉炎(LINH)のバイオマーカー。本疾患の既存の臨床診断は下垂体の生検により行われている。このため、侵襲性が極めて高く、誤診による不必要な手術施行も問題となっている。本バイオマーカーはLINHに特異的性が高く、血液検体による測定も可能である。 |
研究用試薬 | 蛍光プローブ オリゴヌクレオチド |
NU-0437 | 特願2011-221332 | 蛍光標識オリゴヌクレオチド誘導体及びその利用 | 標的核酸の非ハイブリダイズ時の消光状態及びハイブリダイズ時の発光状態を効果的に実現できる新規な蛍光プローブ。モレキュラービーコンのようにステム・ループ構造を必要としないので、応答が早い。また、他のプローブに比較しても精度や感度に優れており、合成も簡便である。 |
再生医療 培養技術 |
再生医療 画像処理 プログラム |
NU-0436 | 特願2011-179975 | 細胞品質管理方法及び細胞の生産方法 | iPS細胞やES細胞の分化誘導した細胞を画像処理により選別する方法。従来法では、細胞が十分に増殖しなければ選別が困難であったが、本発明では細胞の移動距離などの移動情報を画像解析することにより、早期において細胞の分化度などの品質を定量化することを可能にした。 |
研究用試薬・核酸 | 光応答性ヌクレオチド 可視光 可逆的 |
NU-0434 | PCT/JP2011/66733 | 可視光制御可能な光応答オリゴヌクレオチド | 可視光領域における、核酸(DNA・RNA)の二重鎖形成/解離や核酸とタンパク質(酵素等)との結合の可逆的な光制御を実現する光応答性ヌクレオチドアナログを提供する。遺伝子発現の光制御、核酸が関与する酵素反応、あるいはDNAナノマシンの可逆的光スイッチングなどが可能となる。核酸医薬、診断薬の光制御への応用が期待される。(NU-0394優先権主張) |
電子顕微鏡 | 偏極電子線源・電子顕微鏡 | NU-0432 | PCT/JP2011/053790 | 電子顕微鏡 | スピン方向を正負切り替えることのできるスピン偏極電子源に基づく電子顕微鏡であって、アップスピン及びダウンスピン各々のビームによって得られる差分像から分解能の高い像を獲る様にした電子顕微鏡である。ナノメータオーダでの物質構造解析や磁区構造の解析における、高解像度イメージング化が可能となる。 |
医薬品候補 (創薬) |
機能性核酸 | NU-0431 | 特願2011-100278 | 脳移行性機能性核酸及びその利用 | ミクログリアの神経保護作用を増強する脳移行性機能性核酸。アルツハイマー病モデルマウスへの脳室内投与により認知機能障害およびその病理所見の改善を確認している機能性核酸を、末梢投与においても脳移行し薬効が発揮できるように最適化を行ったものである。アルツハイマー病モデルマウスへの腹腔投与により認知機能障害の改善を確認している。また、培養細胞試験において、Aβオリゴマー量の減少、神経細胞生存率の向上、神経保護作用物質(HO-1)産生促進を確認している。 |
アグリ(養蜂) | ミツバチ アカリンダニ |
NU-0429 | PCT/JP2011/062342 | アカラピス属ダニの検出法 | 特異的プライマーを用いたPCR法によりミツバチに寄生したアカラピス属ダニを迅速かつ効率的に検出する方法。さらに判別精度の向上に成功し、検出方法の簡便化及び所要時間の大幅な短縮も可能となった。ダニの寄生に起因する蜂病の蔓延防止、予防に大きな貢献が期待される。(NU-0407よりPCT移行) |
創薬スクリーニング方法 創薬候補化合物 |
ADAM ヘビ毒 ADAM作用阻害剤 出血性疾患 |
NU-0426 | 特願2011-099107 | ADAM作用阻害物質のスクリーニング方法、仮足の保持方法、仮足保持剤、仮足の制御物質のスクリーニング方法、及びADAM作用阻害剤 | 出血性ヘビ毒ADAMを用い、細胞の仮足保持を指標とした新規な創薬スクリーニング法を開発した。そのスクリーニング法により出血阻害作用のある化合物を得た。マウスによる実験で明らかにした。脳出血など出血性疾患の新たな治療薬のスクリーニング法及び治療薬候補物質を提供する。 |
新規バイオ技術 | 感度向上 ラベル化剤 |
NU-0422 | PCT/JP2011/05455 | インスレーター及びその利用 | 蛍光色素を使用した蛍光強度を増大させる方法。従来の蛍光色素を多数結合させた際に生じる蛍光消失の問題を本発明により解決した。検出方法として使用される蛍光プローブや蛍光ラベル化剤として幅広く利用可能。検出感度の向上が期待できる。 |
新規バイオ技術 | iPS細胞 高作製効率 |
NU-0419 | PCT/JP2011/058027 | 誘導多能性幹細胞の作製方法 | 効率的かつ簡便にiPS細胞の作製方法を提供する。従来では困難であった老齢個体(高齢者)からiPS細胞を作製する場合にも利用できる、良質な細胞ソースを調製することが可能となる。拒絶反応のない再生医療への利用が可能。 |
医薬品候補 (創薬) |
グリコサミンノグリカン | NU-0418 | PCT/JP2011/055985 | ヘパリン結合性蛋白に対する生理活性阻害剤 | マウスへの眼内投与により病的新生血管を抑制する作用を有する薬剤。血管新生阻害剤として、血管新生を伴う眼疾患である糖尿病網膜症、滲出型加齢黄斑変性などの疾患の予防・治療への適用が期待される。また、既存の抗VEGF薬との併用による相乗効果の可能性も想定される。 |
測定装置 | 人体発汗測定 空調 テラヘルツ波 毛管 発汗 |
NU-0405 | 特願2011-011640 | 発汗測定方法、および発汗測定装置 | 人体皮膚からの0.15〜1THzのテラヘルツ波の吸収反射を測定して人体皮膚の発汗状態を測定する。周波数スペクトルが複数の吸収線を有することに着目して人体皮膚内部のエクリン汗腺がヘリカルアンテナとして作用し、軸モードでのテラヘルツ吸収率を測定することにより発汗が正確に計測できる。 |
医薬品候補 (創薬) |
球脊髄性筋委縮症 第2薬効 |
NU-0403 | PCT/JP2010/071702 | 球脊髄性筋委縮症治療薬 | ポリグルタミン病に対する分子標的を用いた球脊髄性筋委縮症(SBMA)等の新規分子標的治療薬。動物モデル(トランスジェニックおよびノックアウトマウス)を用いて公知の臨床化合物に顕著な治療効果を確認。 |
医薬品 | 脊髄損傷 脊髄炎 |
NU-0402 | 特願2010-283910 | 中枢神経疾患治療剤 | 神経傷害(脊髄損傷、脊髄炎等)の治療剤として応用可能なバイオ医薬品候補(プロテオグリカン分解酵素の1種)を提供する。脊髄損傷モデルマウスにおいて、ヒト由来のプロテオグリカン分解酵素が後肢運動機能を回復させることを確認した。 |
臨床診断 | 血栓症診断 | NU-0401 | 特願2010-289686 | 凝固因子として作用する異常トロンビンのためのトロンビン不活性化動態測定方法及び試験方法、並びに、ポリヌクレオチド | 日本人静脈血栓症例より新規なプロトロンビン遺伝子変異を発見。その遺伝子変異を用いた血栓症リスクの診断および遺伝子変異に起因する生化学的特性を利用した血栓症リスク診断法。 |
環境・エネルギー | エネルギー ガス液化技術 バイオリアクター |
NU-0400 | 特願2010-164828 | 不活性炭素水素の水酸化方法およびダミー分子 | シトクロムP450モノオキシゲナーゼを用いて、不活性炭素(シクロヘキサン、ブタン、プロパン、ベンゼンなど)を液化(水酸化)する技術。本発明では、触媒能の極めて高い細菌由来のシトクロムP450を用い、かつ基質特異性をダミー分子で自在に制御することにより、多種の不活性炭素の液化を高効率で実施できるバイオリアクターを構築することが可能。 |
診断技術 | 肝臓モニタリング 虚血再還流 |
NU-0398 | 特願2010-275543 | 肝臓の状態を診断する装置 | 肝臓(肝細胞)の状態をリアルタイムにモニタリングする手法を提供する。特殊な電極を用いることで直接肝臓をモニタリングすることが可能である。本手法を用いれば、肝臓手術時の適切な虚血還流時間を判断することが容易となる。また、基礎研究における実験装置への利用も可能である。 |
細胞治療 | 自己免疫疾患 | NU-0396 | PCT/JP2010/64682 | 脂肪組織由来間葉系幹細胞を含有する免疫抑制剤及びその用途 | 脂肪組織から免疫抑制剤として利用可能な細胞製剤を提供する。腎炎あるいは強皮症、全身性エリテマトーデスの治療に応用可能。疾患モデルマウスでの効果を確認済み。 |
核酸技術 | 遺伝子診断 欠失変異 挿入変異 |
NU-0395 | 特願2010-206043 | オリゴヌクレオチド及びその利用 | 遺伝子変異(欠失/挿入変異)を迅速に検出するためのプローブに利用可能なヌクレオチドアナログと検出方法を提供する。遺伝病や疾患のリスク判定、薬剤の感受性予測等への応用、さらに各個人に最適な医療を提供するいわゆる「オーダーメード医療」への応用が期待される。 |
遺伝子検査 | 光応答性ヌクレオチド 可視光 可逆的 |
NU-0394 | 特願2010-194942 | オリゴヌクレオチドおよびその利用 | 可視光領域における、核酸(DNA・RNA)の二重鎖形成/解離や核酸とタンパク質(酵素等)との結合の可逆的な光制御を実現する光応答性ヌクレオチドアナログを提供する。遺伝子発現の光制御、核酸が関与する酵素反応、あるいはDNAナノマシンの可逆的光スイッチングなどが可能となる。核酸医薬、診断薬の光制御への応用が期待される。 |
磁気駆動マイクロツール | マイクロ流体チップ 磁気駆動マイクロツール 駆動機構 微粒子 |
NU-0392 | 特願2010-247910 | マイクロ流体チップ内における磁気駆動マイクロツールの駆動機構 | マイクロ流体チップ内において、細胞や菌などの微粒子を高精度に制御する磁気駆動マイクロツール駆動機構を提供する。本発明では、磁気駆動マイクロツールを振動させることなく磁気駆動マイクロツールに働く摩擦力を低減し、磁気駆動マイクロツールの動きの正確な制御と位置精度向上を実現している。 |
ヒューマンマシンインターフェース | HMI 人の関節角度と位置情報 多変量解析 人の動作 |
NU-0391 | 特願2010-248913 | 人の動作における意図推定装置 | ヒトの動作に於いて誤差の多い表面筋電位等の生体信号に頼らずにそれが意図したものかどうかを識別する事が可能な技術。自動車組立て作業、介護作用、その他アシストロボットに応用が可能である。 |
POC(point of care)臨床検査機器 | POC 無標識 検出方法 |
NU-0387 | 特願2010-222528 | ナノ構造体を用いた無標識検出法 | ナノデバイスによる検出システムにおける回析光を利用した無標識検出方法である。従来の検出法では困難であったフローシステムでの検出を可能にしている。POC(Point of Care)検査の検出デバイスとして有用である。 |
診断 | 心筋DPP4 細胞染色 糖尿病性心筋症 |
NU-0385 | 特願2010-236964 | 微小血管障害又はその関連疾患のバイオマーカー | 心筋DPP4特殊染色法の最適化により開発された糖尿病性心筋症障害の新規バイオマーカー。糖尿病の合併症である糖尿病性心筋症の検査・診断への適用が期待される。 |
アグリ(園芸) 環境 |
フィトレメディエーション アルミニウム蓄積 |
NU-0380 | 特願2010-200882 | 植物の液胞におけるアルミニウム集積に関わる遺伝子及び当該遺伝子がコードするタンパク質 | 植物の生育に有害なアルミニウムを液胞に蓄積し、無毒化する機構の遺伝子に関する発明である。アルミニウム耐性作物の作出、フィトレメディエーションへの応用、新たな園芸品種の作出への応用が期待される。 |
環境 | バイオレメディエーション 1,2-ジクロロエタン ジオバクター |
NU-0379 | 特願2010-177483 | 1,2-ジクロロエタンをエチレンに無毒化するジオバクター属細菌 | 地下水汚染の原因物質のひとつ、1,2-ジクロロエタンを無毒化(エチレン)に分解するジオバクター属細菌を単離した。新規な微生物浄化材としてバイオレメディエーションへの利用が期待できる。 |
MRI用試薬 蛍光標識試薬 研究用試薬 |
ナノ粒子 磁性ナノ粒子 蛍光ナノ粒子 ダブルイメージング |
NU-0378 | 特願2010-175079 | 磁性ナノ粒子複合体及び当該磁性ナノ粒子複合体による細胞の標識方法 | 細胞標識に利用可能な磁性ー蛍光ハイブリッド材料の簡便な調製法を開発した。標識された細胞の動物への移入実験等において、磁気共鳴画像(MRI)装置での生体内での動態解析ができ、さらに組織(切片)中での移入された細胞の蛍光解析も可能である。 |
アグリ | 赤果肉リンゴ 育種方法 アントシアニン アンチエージング |
NU-0376 | 特願2010-191005 | 赤果肉リンゴ及び育種方法 | 甘みが強く、酸味が弱い新規赤果肉リンゴ及びその育種方法を提供する。リンゴ赤果皮にはアントシアニン等の高い抗酸化作用があるが、国内では特に皮を剥いで食べるため、赤果皮の良さが生かされていない。本発明は赤果皮成分を果肉にも作らせて高付加価値な生食用赤リンゴを効率よく生産する技術を開発したもので、健康志向の消費者への機能性食品として幅広い用途が期待される。 |
機能ペプチド | 乳酸菌 菌叢化 腸内細菌 |
NU-0372 | PCT/JP2010/063478 | 乳酸菌の付着性を誘導するペプチド及びその用途 | 腸内細菌叢研究に有用な新規の培養システムを提供する。乳酸菌本来が有する付着性を増進させることで、従来の浮遊培養やゲルを用いた固相培養と比べ、より生体内環境に近い培養環境を構築することが可能となる。【NU-0285のPCT出願】 |
タンパク質発現システム | 光スイッチシステム センサリーロドプシン 遺伝子発現制御 |
NU-0369 | 特願2010-181053 | アナベナセンサリーロドプシンを利用したタンパク質発現法 | 微生物における光によるタンパク質調節法。光スイッチシステムによりタンパク質量の増減を制御でき、かつ時間的及び空間的な制御にも利用可能。キット化により薬物送達システム、がん細胞制御などへの応用が期待される。 |
診断技術 | 酸化ストレス 糖尿病 |
NU-0366 | PCT/JP2010/060347 | 酸化ストレス評価法及びその用途 | 微量な血液試料から酸化ストレスを測定する方法とその装置を提供する。酸化ストレスに起因する疾患(動脈硬化症やメタボリック症候群など)の発症リスクの判定や疾病管理(健康管理)に応用可能である。【NU-0275のPCT出願】 |
診断 | 統合失調症 バイオマーカー プロテオーム解析 |
NU-0365 | 特願2010−147017 | 統合失調症マーカー及びその利用 | 統合失調症患者の臨床検体を用いたプロテオーム解析により22種のタンパク質バイオマーカーを同定した。これらのバイオマーカーを検出することにより、統合失調症の病態進行度や発症可能性の判定が可能となることガ期待される。 |
生物農薬 | RNA農薬 バイオ農薬 |
NU-0362 | PCT/JP2010/060940 | 害虫防除法 | RNAi法を利用したRNA農薬の製造方法及びその利用。RNA干渉(RNAi)法を利用した新規害虫防除法であり、昆虫(RNAi法を利用した機能改変昆虫の創生)・植物(害虫生存必須遺伝子と相補的配列を持つRNAの散布)の両面から開発した。害虫への高い選択性により、今までの化学農薬では実現困難であった、殺虫効果と安全性の両立を可能にする技術として期待される。【NU-0303のPCT移行。ゴキブリの殺虫効果など新データの追加あり。】 |
診断技術 | 病原菌検出 | NU-0361 | PCT/JP2010/060940 | 病原菌検出法及びそれに用いるキット | 病原菌に特異的な莢膜多糖遺伝子を標的としてPCR手法により病原菌を簡便、迅速かつ特異的に検出する方法及びキット。土壌、下水、食品等のサンプル中に存在し得る複数の病原菌を同時に検出することが可能。 |
分析技術 | 遺伝子増幅 核酸合成 |
NU-0360 | 特願2010-152448 | 核酸合成用酵素組成物及び核酸合成法 | 様々な夾雑物の存在下でも容易に目的遺伝子を鋳型とする鎖伸長反応を行うことができる核酸合成法。汚い生物試料からのDNA抽出工程を簡略化することで、医療分野でのウイルス感染診断、食品への遺伝子組み換え作物の混入検査、土壌の生物汚染検査などに適用でき、かつ遺伝子判定コストを大幅に低下させることが可能である。 |
再生医療 | 免疫 細胞性免疫 |
NU-0354 | PCT/JP2010/058781 | 多能性幹細胞を胸腺上皮へ分化誘導する方法 | 多能性幹細胞(ES細胞、iPS細胞等)からin vitroで胸腺上皮前駆細胞又は髄質胸腺上皮細胞を調製する方法を提供する。Digeorge症候群などの遺伝性疾患や加齢により機能が低下した胸腺に対する治療に応用可能である。 |
新規バイオ技術 | 潰瘍性大腸炎 細胞治療 免疫治療 |
NU-0353 | 特願2010-120967 | ミエロ系細胞を含有する抗炎症剤及びその用途 | 炎症性疾患に対する治療効果を示す細胞群とその誘導法を提供する。潰瘍性大腸炎モデル動物(マウス)に本細胞群を投与することで症状が改善されることを確認した。炎症性疾患への応用が期待される。 |
再生医療 | iPS細胞 高作製効率 |
NU-0350 | 特願2010-103211 | 誘導多能性幹細胞の作製法 | 効率的かつ簡便にiPS細胞の作製方法を提供する。従来では困難であった老齢個体(高齢者)からiPS細胞を作製する場合にも利用できる、良質な細胞ソースを調製することが可能となる。拒絶反応のない再生医療への利用が可能。 |
磁気 | 磁気 砂利 |
NU-0347 | 特願2010-50494 | 磁気砂利による水の磁化及び生物の活性化の方法及び装置 | 着磁した磁性砂利を平面または立体的に配置することにより構成される、生物活性化装置の提供である。コイル、発振器、電源等が不要であるため、費用対効果に優れフィールドでの実用性が高い、水及び生物の活性化装置が製作できることが特長である。 |
創薬候補 (タンパク製剤) |
アディポネクチン | NU-0346 | US12/713,709 | アディポネクチン蛋白の冠動脈内投与法による心筋梗塞治療の開発 | 急性心筋梗塞の経皮的冠動脈形成術後におけるアディポネクチンを用いた補助療法を提供する。虚血再灌流障害からの心臓保護作用による予後改善を可能とする。ミニブタを用いた検討において、著明な心筋梗塞サイズの縮小効果が得られ、また、不整脈(心室細動)の出現率の減少や心機能の改善も認められた。 |
医薬品候補 (創薬) |
新規ステロイド 神経成長因子活性 アルツハイマー病疾患 |
NU-0344 | PCT/JP2010/52656 | 新規ステロイド誘導体及びその製造方法、並びにその新規ステロイド誘導体を含有する医薬 | 天然ステロイド配糖体の類似化合物を合成したもので、神経モデル細胞にて神経突起伸長作用(NGF)を有する。マウスを用いた動物実験(Y字迷路と新奇物体認知試験)において加齢に伴う短期記憶及び認知記憶障害を改善することが認められた。痴呆治療、学習能力向上などに有効な薬剤としての応用が期待できる。 |
生化学反応測定 | 発光、蛍光自動分析 | NU-0342 | 特願2010-070075 | 高感度発光測定装置 | 本発明は試料の発する550nm〜680nm域の発光または蛍光の強度を高感度に測定できる発光測定装置の提供である。試験管内の生化学反応の反応速度の定量や細胞抽出物を用いた遺伝子発現の定量、生きたままの細胞又は固体における遺伝子発現の定量などに、広く用いることができる。 |
歩行支援 | ポールウォーキング ストックウォーキング ノルディックウォーキング |
NU-0339 | 特願2010-078515 | 歩行支援器具 | 歩行を支援する用具。歩行者の上半身の運動(力)を腰部に装着した器具により歩行を助ける。脚力のリハビリ機能の器具としても使用できる。モータ駆動によるアシストではないので、脚力が低下した人の歩行を助けて、身体全身の運動能力回復の用具として広く使用できる。 |
診断技術 | 内視鏡 診断薬 腸管 |
NU-0325 | PCT/JP2010/051760 | 腸管粘膜蛍光観察用検査試薬 | 腸管粘膜にある杯細胞が酸性ムコ多糖類を多く含むことに着目し、酸性条件下で蛍光強度が増強する試薬NBZ-PZを用いて腸炎、大腸がん等の検査に応用。既存検査試薬では静脈内注射あるいは酢酸噴霧等前処理を必要としていたが、本技術では試薬を直接組織に噴霧するだけで鮮明な染色画像を得ることが可能。【用途発明】(NU-0236のPCT出願) |
診断技術 | タミフル耐性インフルエンザ 抗体 イムノクロマト |
NU-0319 | 特願2010-020811 | 薬剤耐性インフルエンザウィルス特異抗体及びその用途 | タミフル耐性に関与するインフルエンザのアミノ酸変異に特異的なニワトリ抗体を作製。ウェスタンブロットによりタミフル耐性インフルエンザウィルスに特異的に反応することを確認した。本抗体を用いることにより、イムノクロマトのような迅速で簡易なタミフル耐性インフルエンザの検出系の構築が可能となる。 |
医薬品候補 | がん骨転移抑制 がん疼痛・骨折防止 |
NU-0317 | 特願2010-001065 | がん骨転移治療薬 | 骨転移に対して有意かつ著明な治療効果を有するがん骨転移治療薬。マウスの骨転移モデル(乳がんと肺がん)を用いて公知の臨床化合物に顕著な骨破壊を抑制することを確認。がんの骨転移により生じる疼痛・骨折を防止し、がん患者のQOLが改善されることが期待される。 |
新規バイオ技術 | 薬剤送達システム(DDS) デュアルイメージング マルチモーダルイメージングプローブ |
NU-0316 | 特願2010-29118 | セルロース系材料粒子及びその製造方法 | 可塑性を有する特異な形状のセルロース系材料からなる粒子を得る方法。ミクロンサイズからサブミクロンサイズの粒子を得ることが可能。新規機能性粒子としてMRIや蛍光イメージングなどのほか、DDSへの応用が可能。 |
新規バイオ技術 | 機能性RNA RNAi microRNA |
NU-0313 | PCT/JP2009/71178 | siRNA転写/発現用DNAコンストラクト及びその利用 | 本発明はハイブリッドプロモーターを有するRNA作製用のDNAコンストラクトを提供する。従来は、siRNAなどの機能的RNAを扱う際には目的に応じて複数種類のコンストラクト(細胞内発現ベクター用、ウイルスベクター用、in vitro転写用など)を用意する必要があった。本発明のハイブリッドプロモーターを用いれば、1種類のコンストラクトを作製するだけで上記の目的に全て利用できる。 |
医薬品候補 (創薬) |
活性化マクロファージ 抗炎症薬(敗血症) |
NU-0312 | 特願2009-284267 | 活性化マクロファージ特異的細胞死誘導薬 | 活性化マクロファージを特異的に細胞死させる生薬由来の化合物。ステロイド系薬剤に代わる新規かつ特異的な作用機序を有する治療薬を提供する。活性化マクロファージからのサイトカイン産生による敗血症などの重篤な炎症疾患の改善に有用である。 |
診断・分析 | D-アミノ酸測定法 診断 |
NU-0306 | 特願2009-241924 | D-アミノ酸測定法 | 高濃度のL-アミノ酸が存在する生体サンプル下でD-アミノ酸のみを簡単かつ迅速に測定する方法。特定疾患の診断法や機能性食品の開発等への利用が可能である。 |
アグリ | 紫斑点病抵抗性 | NU-0304 | 特願2009-199794 | ソルガム紫斑点病関連遺伝子およびその用途 | ソルガムの紫斑点病遺伝子に関する発明。ソルガムの紫斑点病罹病・抵抗性の判定マーカーとして利用可能。また、本マーカー遺伝子を指標に効率的な紫斑点病抵抗品種の選別が可能となる。 |
医療機器 | 低圧持続吸引器 | NU-0300 | 特願2009-206586 | 低圧持続吸引器 | 患者の体腔に溜まった血液等の体液を吸引する低圧持続吸引器において吸引された体液が吸引ポンプに侵入せず、体液侵入による装置本体の故障を未然に防ぎ、アラームを鳴らす等の手段を講じることができる低圧持続吸引器。 |
医薬品候補 (創薬) |
アルツハイマー病 ペプチド医薬 |
NU-0299 | PCT/JP2009/004275 | アミロイドβ凝集促進ペプチド及びその用途 | アミロイドβ蛋白(Aβ)の凝集を促進する人工オリゴペプチド。アルツハイマー型痴呆症の予防や治療に用いることが可能。動物(マウス)を用いたAβによる学習行動の障害が本ペプチドの投与により改善された。 |
創薬候補 (タンパク製剤) |
非虚血性心筋障害 タンパク製剤 |
NU-0297 | PCT/JP2009/005264 | 非虚血性心筋障害に対する医薬 | 非虚血性心筋障害に対するタンパク質医薬品候補を提供。拡張型心筋障害の動物モデルにおいて治療効果を確認した。抗がん剤などの薬剤誘導性心筋障害に対する治療法としても期待される。 |
医薬品候補 診断 |
がん 核酸医薬 |
NU-0296 | PCT/JP2009/004162 | 抗がん剤の作用増強剤及びその利用、並びにがん患者の予後推定用バイオマーカー及びその利用 | がん特異的な蛋白を標的とした新規siRNA医薬。そのノックダウンが重篤な副作用を起こすことなく、併用する抗がん剤の治療効果を増強することを動物試験(マウス)で実証した。副作用の少ないがん治療法が期待される。本蛋白を指標とした予後推定を可能にするバイオマーカーを提供する。 |
医療機器 | ペプチドコーティング 細胞特異的 |
NU-0286 | 特願2009-195728 | 細胞特異的ペプチド及びその用途 | 生体(組織、器官)と接触する器具表面に特定の細胞の接着性を制御する性質を付与するペプチドを提供する。また、特定の細胞の増殖能を制御する性質を付与することも可能なペプチド。ステントや人工血管等の体内埋めこみ式医療器具へ利用可能。 |
診断技術 | 皮膚筋炎 乏筋痛性皮膚筋炎 |
NU-0284 | 特願2009-170015 | ADM抗体エピトープペプチドおよびその利用 | 難病である皮膚筋炎のうち筋症状の乏しい皮膚筋炎(ADM)の診断に有効なペプチド抗原を提供する。ADM患者の血清中に特異的に存在する抗体と反応する抗原ペプチドであり、他の皮膚筋炎/多発性筋炎(DM/PM)からADMを判定することが可能。 |
創薬候補 | 肺癌 中皮腫 すい臓がん 新規分子治療標的遺伝子 |
NU-0282 | PCT/JP2000/06/2975 | 細胞増殖阻害剤 | 新たに発見された癌化シグナルシステムに関与する遺伝子ROR1を分子標的とした新規な癌治療薬スクリーニング方法、がん治療薬剤(核酸医薬など)の提供。肺癌、中皮腫、すい臓がん治療への利用が期待される。 |
診断技術 | MRSA 抗体 診断 |
NU-0281 | 特願2009-037160 | メチシリン耐性ブドウ球菌の検出法、検出用試薬及び検出用キット | 院内感染で問題となっている黄色ブドウ球菌(MRSA)に対する、高感度かつ迅速な検出方法の提供。MRSAはIgGに結合するプロテインAを産生するため、一般的な免疫的診断法に用いられるウサギ、マウスのIgG抗体での検出キット作製は困難であった。本発明では新にニワトリのIgY抗体を作製し、特異性の高い検出キットの開発を可能とした。 |
再生医療 | iPS細胞/ES細胞 骨格筋 |
NU-0280 | PCT/JP2009/06/3309 | 骨格筋細胞又は骨細胞の誘導法 | 多能性幹細胞から目的とする分化細胞を簡便に調製する方法。目的細胞に応じた添加物を含む無血清培地とセルソーターとを組み合わせた培養方法を提供することで、安全かつ純度の高い細胞を調製できるため、再生医療への利用が可能。 |
医薬品候補 (創薬) |
新規ステロイド アルツハイマー |
NU-0278 | 特願2009-039770 | 新規ステロイド誘導体及びその製造方法 | 天然ステロイド配糖体の類似化合物を合成したもので、神経モデル細胞にて神経突起伸長作用 (NGF)を有する。アルツハイマー病などの神経疾患の治療薬のキャンディデートになり得る可能性がある。 |
遺伝子操作キット | DNA増幅、検出 | NU-0277 | 特願2009-156940 | DNAの増幅方法 | 本発明は、制限酵素TspRIにより増幅対象DNAを切断する工程と、切断した塩基配列に相補的な塩基配列を含む連結配列と増殖のための共通性のある塩基配列を含む増幅用配列とを有するアダプターDNAを用いて増幅する工程からなるDNA増幅方法である。これにより、高効率にDNAを増幅することが出来る。 |
遺伝子操作キット | DNA増幅、検出 | NU-0276 | 特願2009-145741 | ターゲットDNAの増幅方法 | 高感度遺伝子増幅法であるローリングサークル型増幅法(RCA)の前処理法の提供。制限酵素TspRIを用いて環状DNAを作製することを特長とする。RCAと組み合わせることにより常温、高感度かつ非特異反応の少ないDNA増幅を可能にする。(利用発明) |
介護・医療器具 | 人工骨 高骨伝導性 素材 金属 チタン |
NU-0273 | 特願2009-168468 | 酸化チタン被膜材料及びその製造方法 | 人工骨に利用する人工骨と骨の密着度に優れる高骨伝導性を有する酸化チタン被膜材料。チタン部とチタン部を被覆する被覆部を備える。被覆部は低結晶型のアナターゼ型のチタンを含んでいる。 |
医薬品候補 (創薬) |
糖尿病 2型糖尿病 |
NU-0272 | 特願2009-125826 | 2型糖尿病診断剤 | モデル動物における発現解析から2型糖尿病の発症に関連した遺伝子群を見出したものである。2型糖尿病の診断と将来の発症リスク判定に応用可能である。さらに、動物モデルにおける治療/予防薬のスクリーニング用キットの提供が可能である。 |
免疫療法 | 免疫制御性T細胞 CXCR3 免疫抑制剤 |
NU-0270 | PCT/JP2009/05/9728 | 免疫調整剤及びその利用 | ケモカイン受容体の一つであるCXCR3をマーカーにしてヒトCD8陽性免疫制御性T細胞を選別。免疫原性疾患(クローン病、潰瘍性大腸炎、多発性硬化症)、がん治療および臓器移植等の手術に用いる免疫調整剤として利用可能である。また、CD8陽性CXCR3制御性T細胞の検出、分離キットの構築も可能である。 |
再生医療 培養技術 |
歯髄幹細胞 細胞製剤 |
NU-0269 | 特願2009-122379 | 乳歯歯髄幹細胞に特徴的な遺伝子発現群の利用 | 乳歯由来歯髄幹細胞の品質を評価する方法と高品質の乳歯由来歯髄幹細胞を維持する培養法を提供する。同時に、高い増殖能を有した永久歯由来歯髄幹細胞を調製する培養法を提供する。移植・再生治療への応用が想定される技術である。 |
バイオインフォマティクス | ペプチドスクリーニング ペプチドインフォマティクス |
NU-0265 | 特願2009-071498 | 機能性ペプチドを表すルールの抽出法、機能性ペプチドの設計方法及び調製法、ポリペプチド又はポリペプチド含有組成物の評価法、並びに機能性ペプチド | 機能性の高いペプチドを効率的に見出す方法、すなわちコンピュータ解析技術と融合させてより効果的なスクリーニング方法、およびより有効なペプチドの構造デザイン方法を提供する。創薬や機能性食品のシーズとなるペプチドの探索研究に利用することが可能。 |
診断技術 | 皮膚筋炎 乏筋痛性皮膚筋炎 |
NU-0264 | 特願2009-119306 | ADM抗体エピトープペプチドおよびその利用 | 難病である皮膚筋炎のうち筋症状の乏しい皮膚筋炎(ADM)の診断に有効なペプチド抗原を提供する。ADM患者の血清中に特異的に存在する抗体と反応する抗原ペプチドであり、他の皮膚筋炎/多発性筋炎(DM/PM)からADMを判定することが可能。 |
再生医療 培養技術 |
培養方法 細胞製剤 |
NU-0258 | PCT/JP2009/057766 | 間葉系幹細胞およびその生産方法 | ES細胞から間葉系(中胚葉系)幹細胞を作製する方法と、その分化誘導時に特異的に発現する表面マーカーを利用した間葉系幹細胞(筋芽細胞等)を効率的に回収する方法を提供する。得られた筋芽細胞を用いた筋肉の再建などの再生医療分野への応用が可能。 |
再生医療 遺伝子治療 |
微小カプセル(DDS) | NU-0257 | PCT/JP2007/071388 | 微小カプセルの製造方法 | 遺伝子治療やiPS細胞開発に必須である遺伝子導入用の微小カプセルを迅速・簡便、低コストで製造する新規な方法。再生医療のためのiPS細胞開発のための遺伝子導入、及び薬物送達(DDS)の微小カプセルの開発に応用可能。 |
免疫療法 | CD8陽性免疫制御性T細胞 CDCX3 免疫抑制剤 |
NU-0256 | 特願2008-137622 | 免疫調整剤及びその利用 | ケモカイン受容体の一つであるCXCR3をマーカーにしてヒトCD8陽性免疫制御性T細胞を選別。免疫原性疾患(クローン病、潰瘍性大腸炎、多発性硬化症)、がん治療および臓器移植等の手術に用いる免疫調整剤として利用可能である。また、CD8陽性CXCR3制御性T細胞の検出、分離キットの構築も可能である。 |
環境 | バイオレメディエーション 評価モデル |
NU-0253 | 特願2009-062884 | 有機物汚染土壌における微生物分解容量の評価方法、及び汚染土壌修復速度の予測方法 | 石油系有機物などの土壌汚染状況の評価及びバイオレメディエーションによる土壌汚染修復予測モデル。実サイトの汚染源での有機物微生物分解容量を正確かつ簡易に評価でき、その結果を微生物分解モデルと組み合わせることにより汚染土壌の修復速度、修復期間を高い精度で予測可能とする。バイオレメディエーションによる土壌汚染修復のモニタリング及び実施計画の策定等に有用なシミュレーションモデル。 |
動物モデル | 先天性難聴 加齢性難聴 マウス |
NU-0251 | 特願2009-053481 | 難聴モデル動物及びその用途 | 受容体型キナーゼ遺伝子の点突然変異が難聴の表現型を誘導する。この変異遺伝子がホモ接合体では先天性難聴を、ヘテロ接合体では加齢性難聴を示す。難聴モデルとして、病態研究や治療・予防薬開発に利用可能。 |
診断技術 | ウイルス感染症 | NU-0250 | PCT/JP2009/001173 | ウイルス感染細胞の検出・同定法及びキット | 血液検体からウイルス(EBV)に特異的な転写産物と細胞特異的な表面マーカーを同時に検出することにより、ウイルス感染の有無と感染細胞の種類を同時に判定する方法。本技術は血液細胞を標的とする多くの他のウイルス感染症の診断に応用可能。 |
医薬品候補 (創薬) |
高肥満 第2薬効 |
NU-0237 | PCT/JP2007/064225 | 抗肥満薬及びその利用 | 3種類(バクロフェンを含む)のGABAb受容体アゴニストにより動物モデルマウス(DIO及びdb/db)において抗肥満作用が認められた。中枢性の新しい作用機序をもつ次世代抗肥満薬として肥満症の治療及び予防に有効である。 |
医療機器 | NU-0245 | PCT/JP2006/307641 | 細動防止装置及び除細動装置 | 心臓の細動の発生を防止するための植込み型の細動防止装置。心臓の一部あるいは全体に軽度の可逆的な冷却を加えることにより心室頻拍の停止を促すともに心室細動の電気的除細動に必要な電気ショックのエネルギーを低下させる。植込み型除細動器の低侵襲化や繰り返す心室細動に対する新たな治療技術/機器の開発に応用可能。 | |
医薬品候補 (創薬) |
再生医療用機材 細胞製剤 |
NU-0238 | PCT/JP2007/065431 | 脂肪組織由来多分化能幹細胞を含有する細胞製剤 | 骨髄に比べ、患者への負担が少なく採取できる脂肪組織から、多分化能幹細胞を細胞製剤として大量に調製する方法を提供する。骨粗鬆症、虚血性疾患又は腎機能障害等の治療に応用可能。【NU-0145のPCT出願】 |
医療機器 | NU-0235 | 特願2009-035451 | 血流観測装置 | 光学内視鏡を用いて人の毛細血管中の赤血球や白血球、あるいは尿細管中の落下細胞をカメラ撮影し、細胞をベクトル流速データとして解析し、組織細胞周辺での流速分布を求め、カラーで画面表示する装置。従来の細胞組織の切除を行うことなく腎臓等組織中の組織の動き(流速)を画面で目視できる。また器官組織の動作値のばらつき等もコンピュータ解析が容易。 | |
診断技術 |
腎障害の鑑別診断 |
NU-0233 |
特願2008-302444 |
急性腎障害のバイオマーカー及びその用途 |
尿中ミドカイン(MK)量を指標とした急性腎障害(AKI)の鑑別法。既知バイオマーカーを併用し、AKIおよびAKI以外の腎障害の判定が可能。 |
診断技術 |
急性腎障害の早期診断 |
NU-0232 |
特願2008-302443 |
急性腎障害のバイオマーカー及びその用途 |
尿中ミドカイン(MK)量を指標とした急性腎障害(AKI)の検出法。AKIの発症可能性を極めて早期に判定することが可能。(NU-0200より番号移行) |
再生医療 培養技術 |
培養方法 細胞製剤 |
NU-0230 | 特願2008-186348 | 骨格筋細胞又は骨細胞の誘導法 | 多能性幹細胞から目的とする分化細胞を簡便に調製する方法。目的細胞に応じた添加物を含む無血清培地とセルソーターとを組み合わせた培養方法を提供することで、安全かつ純度の高い細胞を調製できるため、再生医療への利用が可能。 |
診断技術 | 多剤耐性緑膿菌検出 | NU-0227 | 特願2008-270620 | 多剤耐性緑膿菌スクリーニング培地 | 院内感染で特に注意が必要な多剤耐性菌のうち、多剤耐性緑膿菌を簡便かつ迅速に検出することのできるスクリーニング培地を提供する。本培地により、多剤耐性緑膿菌の検出に要する時間を、従来法の半分程度に短縮することが可能。 |
新規バイオ技術 | 3次元細胞モデル | NU-0226 | 特願2008-286173 | 細胞アレイパターニングを用いた3次元がん細胞挙動評価モデル | 磁気ラベルした細胞を剣山型鉄製デバイスを用いて3次元的にパターニングする手法の提供。複数種の細胞を同一培養プレート上に任意に配置することも可能である。がん細胞の浸潤・転移あるいは神経細胞伸長モデルとして細胞間相互作用の解析や化学物質等(サイトカインや阻害剤など)の応答性評価に利用できる。 |
医薬品候補 (創薬) |
放射線治療 ホウ素中性子補足療法 |
NU-0218 | 特願2008-228557 | イオン性カルボラン誘導体の合成法 | 新規なカルボランの溶融塩及びその製造法に関する発明。カルボランは癌の放射線治療法として期待されるホウ素中性子補足療法(BNCT)に用いられるが、疎水性が高いため、生体分子との間で疎水結合を形成しやすく、癌細胞以外の組織にも蓄積する可能性が高い。本発明では、カルボランに適度な親水性を付与したカルボラン誘導体の開発に成功した。 |
医薬品候補 (創薬) |
がん 核酸医薬 |
NU-0216 | 特願2008-223461 | 抗がん剤の作用増強剤及びその利用 | がん特異的な蛋白を標的とした新規siRNA医薬。そのノックダウンが重篤な副作用を起こすことなく、併用する抗がん剤の治療効果を増強することを動物試験(マウス)で実証した。副作用の少ないがん治療法が期待される。 |
新規バイオ技術 | 糖転移酵素 | NU-0214 | 特願2008-140372 | O-結合型N-アセチルグルコサミン転移酵素及びその遺伝子 | タンパク質へ糖鎖(N-アセチルグルコサミン)を付加する新規酵素を提供する。目的となるペプチドやタンパク質へ糖鎖付加し、その機能を改変すること等、生化学工業・医薬品・機能性食品添加物等への応用が可能。 |
医薬品候補 (創薬) |
抗肥満 | NU-0213 | PCT/JP2008/060486 | 環状ヘプタペプチド及びその用途 | 前駆脂肪細胞の分化抑制作用又は脂肪細胞の脂肪蓄積抑制作用を持つ、新規な『環状ヘプタペプチド』及びその合成方法。天然物由来のテルナチンに比べ、細胞毒性が低く、合成が容易。抗肥満薬などの医薬品、ダイエット関連のサプリメントや機能食品、化粧品として応用可能。【NU-0180のPCT出願】 |
新規バイオ技術 | NU-0212 | PCT/JP2008/060689 | 細胞壁を備える細胞に外来物質を導入する方法 | ナノサイズの担体と細胞壁分解酵素を用いることにより、植物細胞の細胞壁にナノメートルの孔を空けて外来物質を導入する方法。安価(高価な機器や試薬は不要)で、かつ簡単な操作(プロトプラスト化不要)で効率良く標的遺伝子を導入することができる。新規な形質転換植物(品種改良)作製に応用可能。酵素・ナノ担体・外来物質導入用溶液を備える外来物質導入用キット化も可能。【NU-0173のPCT出願】 | |
新規バイオ技術 | 高効率ライブラリー構築技術 | NU-0211 | 特願2008-018324 | 分子ディスプレイ法及びその用途 | エマルジョンPCR法と無細胞タンパク質合成系を組み合わせた迅速なタンパク質ライブラリー構築法。従来より同様な技術はあるが、それは2種の異なるタグを用い、それぞれのタグに対する抗体を用いて鋳型DNAと発現タンパク質の複合体の結合及び検出が行われてきた。本方法では、新たにアビジンタグを採用することにより、操作性、検出感度の向上を可能にした。抗体医薬品等の機能性タンパク、ペプチドのハイスループットスクリーニングに利用できる。 |
再生医療 培養技術 |
細胞接着性ペプチド | NU-0210 | US11/882,512 | 高親和性ペプチドの設計法及び調製法、並びに高親和性ペプチド(細胞接着性ペプチド) | ペプチドの各アミノ酸残基配列と標的との間の親和性に関する規則を導き出し、無血清条件下において高親和性を示すペプチドを合成した。親和性アッセイと解析を繰り返すことにより、より有効性の高い規則が導き出せる。本法で設計した高親和性ペプチドは、無血清条件下で組織細胞接着性を向上させることができた。 |
再生医療 培養技術 |
培養方法 細胞製剤 |
NU-0209 | 特願2008-109002 | 多能性幹細胞から分化した間葉系幹細胞およびその生産方法 | ES細胞から間葉系(中胚葉系)幹細胞を作製する方法と、その分化誘導時に特異的に発現する表面マーカーを利用した間葉系幹細胞(筋芽細胞等)を効率的に回収する方法を提供する。得られた筋芽細胞を用いた筋肉の再建などの再生医療分野への応用が可能。 |
動物モデル | 統合失調症 うつ病 マウス |
NU-0202 | 特願2008-104962 | 尾懸垂テストおよび強制水泳テストにおけるマウスの無動化を制御する遺伝子 | うつ病に関連する遺伝子(usp46)とその遺伝子に変異を有するモデルマウスに関する。本遺伝子は抗うつ剤開発の新規な創薬ターゲットとなりうる。本モデルマウス(CSマウス)はニトラゼパム投与により無動時間が対照群マウスのレベルまで改善される。このことによりCSマウスはうつ病解析、睡眠障害解析の実験動物として有用な系統となりうる。 |
再生医療 培養技術 |
再生医療用機材 | NU-0199 | 特願2007-318907 | 多層多孔足場及びその製造方法 | 再生医療用基材。特に人工血管足場として有用。重量比の異なるポリマーを原料として多孔層と弾性層の2層の足場構築を行うことを特徴とする。これにより従来の単層構造の足場では困難であった「細胞接着機能」と「血液弾性板の弾性再現」の両立を可能にした。 |
再生医療 培養技術 |
再生医療用機材 | NU-0198 | 特願2007-318906 | 多孔質足場 | 再生医療用基材。組織工学のための生分解性足場の造形方法。従来技術の課題であった多孔の大きさ・配置を制御できなかった点を解決した。このことにより信頼性の高い生分解性足場の製造が可能となる。骨・軟骨・血管などの再生医療の足場として利用できる。 |
医薬品候補 (創薬) |
抗炎症剤 | NU-0197 | PCT/JP2008/51818 | 抗炎症剤及びその用途 | 転写因子NFATの活性化を特異的に抑制する抗炎症剤。炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎/ヒトでの治療実施例あり)又はアレルギー性皮膚炎の治療に有効である。本剤を含む一般食品及び栄養補助食品(サプリメント)摂取により炎症性疾患の予防効果が期待できる。 |
再生医療 培養技術 |
培養サプリメント | NU-0196 | 特願2008-23138 | 魚類用試薬及びその利用 | 魚類体液をベースとした培養添加剤。魚類未受精卵の保存液として有用。また、魚類細胞培養の試薬として利用することにより、遺伝子操作等の効率をあげることができる。さらに、魚類細胞の増殖賦活作用が確認できている。 |
新規バイオ技術 | アントシアニン合成法 | NU-0193 | 特願2007-317648 | アントシアニジン類の製造方法及びフラベノール誘導体 | アントシアニンのアグリコン(非糖部)のアントシアニジン類を、安価かつ高収率(95%以上)で、合成により製造できる方法。アントシアニンは抗酸化作用を有するものが多く、生活習慣病の予防効果が期待されており、本発明により医薬品としての活用が可能となる。 |
新規バイオ技術 | 遺伝子導入システム | NU-0192 | PCT/JP2007/73565 | Tol1因子のトランスポナーゼ及びそれを用いたDNA導入システム | トランスポゾンTol1(メダカ)の転移を促すトランスポザーゼの完全長コピーとその遺伝子を同定。Tol1は他のトランスポゾンに比べて、1.5倍長いDNAを導入でき、魚やヒトなどの脊椎動物以外、蚕においてもDNAを導入できることを実証した。DNA導入キット、他のトランスポゾンと組み合わせて複数の遺伝子を同時に導入する技術等に応用可能。 |
動物モデル | ヒト全身性強皮症 マウス |
NU-0189 | 特願2007-275484 | ヒト全身性強皮症動物モデルの作製方法、ヒト全身性強皮症動物モデル及びその用途 | 日本人を含めたアジア人、黒人に見られる、極めて難治性の自己免疫疾患、全身性強皮症の動物モデルの作製方法、及びモデル動物。当該動物は、ヒト全身性強皮症の病態を良好に再現するので、治療薬や予防薬の開発、診断マーカーの探索、発症機構、進行過程の解明に応用できる。 |
再生医療 培養技術 |
培養機材 (プレート) |
NU-0188 | PCT/JP2006/306498 | 生体有機体の生産方法および培養装置 | 撥水基材上に、培養液を水滴状に保持して、肝細胞等から分化させた種々の組織又は細胞塊を、好適に培養・生産する方法、及び撥水性基材を用いた培養装置。再生医療等への応用が可能。 |
診断技術 | ALS | NU-0186 | PCT/JP2007/070193 | 真核微生物のD-セリン分解酵素およびこれを用いたD-セリン定量法 | 真核微生物由来のD-セリン分解酵素、および当該酵素を用いて、簡便かつ正確にD-セリンを定量する方法。D-セリンを血液・脊髄液において定量分析することにより、統合失調症やアルツハイマー病、BSEなどの診断、および尿の定量分析することにより、腎臓疾患の診断に応用可能。 |
細胞 | ドラッグスクリーニング 臨床株 |
NU-0185 | PCT/JP2007/68370 | CD20陰転化B細胞性悪性リンパ腫細胞株及びその利用 | リツキシマブに代表されるCD20を標的とした分子標的薬に対して耐性を示す病態(CD20陰転化B細胞性悪性リンパ腫)の治療法の開発において、関連するB細胞性悪性リンパ腫細胞及び該病態を反映したモデル動物の利用により、有効な物質のスクリーニングおよび治療薬の開発が可能である。 |
再生医療 培養技術 |
培養 | NU-0184 | 特願2007-241633 | 魚類胚の作成方法及びその利用 | 魚類体細胞核移植クローン作製のための安定な技術。未受精胚に物理化学的ストレスをタイミングよく与えることにより、従来法よりも飛躍的にクローン化成功率を上げることを可能とした。病態モデル魚や特殊な形質モデル魚の作製に応用できる。 |
アグリ | NU-0172 | PCT/JP2007/061851 | テントウムシ科の昆虫を含む生物農薬 | 卵、幼虫、又は成虫に、翅原基形成遺伝子の発現を抑制する「RNAi」を注入することにより作製された、翅が不完全な、飛翔能力の無い捕食性テントウムシ。このテントウムシは、遺伝への影響が無く、また飛翔能力のある個体に比べて長期間圃場内に留まる。その結果、周囲の生態系に影響を与えない天敵農薬として応用可能。【NU-0112のPCT出願】 | |
治療技術 | NU-0171 | 特願2007-161599 | 脂肪組織由来幹細胞を用いた組織再生用組成物 | 低血清条件で培養した脂肪組織由来細胞をヘパリンを組み合わせて用いる組織再生用法。組織の再生に大量かつ安全に細胞を投与することが可能で、肝障害の治療又は予防に対する医薬として有効である。 | |
再生医療 培養技術 |
培養装置 | NU-0168 | PCT/JP2005/23803 WO2006/070752 |
制御プログラム及び培養装置 | 細胞の連続液体培養を可能とする制御プログラム、及び細胞分裂速度や任意遺伝子の発現等をモニタリングできる液体培養装置。培養濃度をモニタリングすることも可能で、抗生物質産生菌や酵母の液体培養などに利用できる。 |
環境 | バイオレメディエーション | NU-0167 | 特願2007-114943 | 多塩素化ビフェニル及びダイオキシン類を脱塩素化する微生物群集及びデハロバクター属細菌、並びに該微生物群集及びデハロバクター属細菌の用途 | 水田試料から独自の集積培養により脱塩素可能を有する新種のデハロバクター属細菌2種(混合菌)を取得。これらの微生物はPCB, ダイオキシンを1塩素化合物まで脱塩素化するという既知の脱塩素化微生物にない特性を有する。継代培養法も確立されており、安定供給が可能である。PCB、ダイオキシン汚染環境の浄化(バイオレメディエーション)への応用が期待される。 |
環境 | 環境浄化材 | NU-0158 | 特願2007-032703 | 環境浄化材、環境浄化装置及び環境浄化方法 | 従来から知られているTiO2等は可視光領域の光では有効に光触媒機能として有効に作用しないのに対し、本技術は可視光領域の光によっても有効に光触媒作用を発揮させると共に、光触媒反応に貢献する光の利用効率を高めるとともにその反応速度を増大さることが可能な環境浄化材。 |
医薬品候補 (創薬) |
神経変性疾患 | NU-0157 | PCT/JP2007/055493 | 凝集体形成性タンパク質分解用の発現コンストラクト、及び凝集体形成性タンパク質が凝集体を形成することを抑制する方法 | 標的真核細胞内で異常凝集体タンパク質が形成するのを抑制する方法。「特定のタンパク質」の凝集体の形成が発症又は病態の進行の原因となる疾患、パーキンソン病、筋萎縮性側索硬化症(ALS)、球脊髄性筋萎縮症(SBMA)、アルツハイマー病等の神経変性疾患の治療に応用が可能。 |
医薬品候補 (創薬) |
アンジオテンシンII 阻害 |
NU-0156 | 特願2005-366790 特開2007-169188 |
新規安息香酸ベンジル誘導体及び医薬 | アンジオテンシンU1型受容体に対する拮抗作用により、細胞内へのカルシウムイオン流入を阻害する作用を持つ新規安息香酸ベンジル誘導体。動物実験により血圧上昇抑制効果を確認しており、新規な血圧降下剤(医薬品)として応用可能。 |
新規バイオ技術 | プログラム | NU-0155 | 特願2007-069381 | 分子もしくは分子集合体の立体構造の構造地図作成方法および装置、ならびにプログラムおよびそれを記録した媒体 | 生体分子などの立体構造の解析にあたり、自己組織化マップ法を用いて複雑な分子ダイナミクスを視覚的に把握することを可能とするもの。薬品分野などでの基礎研究のツールとして有用である。 |
新規バイオ技術 | RNA分解酵素 | NU-0149 | 特願2006-328869 | RNA分解酵素活性を有するタンパク質及びその利用 | 植物に存在するタンパク質の中から見出され、アデニン塩基を認識してリボヌクレオチド鎖等の切断活性を有する、効率を上げるため組換え処理したRNA分解酵素。活性部位が、天然タンパク質のC末端のアミノ酸配列であり、アデニン塩基を特異的に認識することから、RNAの機能解析、構造解析に応用可能。 |
再生医療 培養技術 |
再生医療用機材 | NU-0146 | PCT/JP2007/050769 | 細胞構造体の形成方法 | 磁性粒子の導入により、磁性化した細胞を磁石を用いてパターニングし、細胞構造体を形成する方法。心臓のペースメーカー組織の構築など、実際に細胞を積層化してパターニングすることができており、臓器細胞培養への応用可能。 |
細胞 | ドラッグスクリーニング 卵巣腫瘍 臨床株 |
NU-0140 | 特願2006-337852 | ヒト悪性卵巣胚細胞腫瘍の細胞株の樹立方法、ヒト悪性卵巣胚腫瘍細胞株、及びその利用 | 悪性卵巣胚細胞腫瘍から十分な生存能力及び分裂能を備えた細胞株を樹立する方法。ヒト卵黄嚢腫瘍に対して有効な薬剤のスクリーニングに有用であり、新規治療法の開発が可能である。 |
研究用試薬 | トランスグルタミナーゼ 特異的基質ペプチド |
NU-0139 | 特願2006-352448 | トランスグルタミナーゼ基質反応性を有するペプチド及びその利用 | トランスグルタミナーゼ多型と高い特異性を示すアミノ酸配列を有するペプチド。トランスグルタミナーゼ多型により基質ペプチドは異なる。本ペプチドによりトランスグルタミナーゼ多型の存在をプレート法やin situハイブリダイゼーションで同定可能である。また、本ペプチドを介してタンパク質をプレート上に共有結合により固定化することが出来るため、ELISAプレートの高層化などに応用も可能である。【NU-0071の優先権出願】 |
測定装置 | 医療用光学装置 | NU-0137 | PCT/JP2005/6789 WO2006/022045 |
光干渉断層装置 | 網膜等の断層像の撮影に際し、必要な断面ラインにつき対応した形状情報と層厚グラフを重ね合わせて表示することができ、疾患部等の特定および把握が直感的にも容易な光干渉断層装置。【NU-0015のPCT出願】 |
新規バイオ技術 | NU-0132 | PCT/JP2006/320222 | 貯蔵物質の蓄積に関連するプログラムが改変された植物体およびその利用 | 糖誘導性遺伝子の作動抑制タンパク質(複数)が協働して、胚発生及び貯蔵物質の蓄積に関連する遺伝子の発現抑制に関連していることをアブラナ科植物において見出した。これらの作動抑制タンパク質の発現を制御することにより、有用な貯蔵物質(油脂等)生産の時期や貯蔵部位を制御することが可能。 | |
新規バイオ技術 | 遺伝子導入 | NU-0129 | PCT/JP2006/314059 | エレクトロポレーション装置の制御方法 | siRNA(遺伝子の発現を抑制する核酸コンストラクト)を表皮経由で生体の標的組織に導入する装置(電気穿孔法)の制御法。電極形状の工夫により効率よく細胞内に導入可能で、マウスにて高い導入効率と治癒効果を確認。siRNA遺伝子治療薬開発に応用可能。 |
新規バイオ技術 | 金属触媒作成法 | NU-0126 | 特願2006-260190 | 改変アポフェリチンの製造方法とその利用 | タンパク質の1種であるフェリチンを改変することにより、金属吸着サイトを目的に合わせて設定し、フェリチン内に所定の金属/錯体を取り入れる技術。これにより、粒径および組成が任意の金属微粒子を製造可能で触媒等に用いることが可能である。また、金属系薬剤を取り入れ患部でフェリチンを分解し、薬剤効果を高めることも可能。 |
医薬品候補 (創薬) |
NU-0111 | 特願2004-246980 特開2006-63012 |
抗ポリグルタミン病剤 | グルタミンをコードする塩基配列の異常延長を原因とするポリグルタミン病の1種、球脊髄性筋萎縮症に対し、公知化合物(胃潰瘍治療薬)に治療効果があることを確認。ハンチントン病や脊髄樟脳変性症など他のポリグルタミン病の治療や予防にも応用可能。 | |
動物モデル | 嚢胞腎めだか | NU-0104 | PCT/JP2006/310862 | 多発性嚢胞腎疾患関連遺伝子及びその利用 | ヒト多発性嚢胞腎(腎臓の中に液体の溜まる袋状の空洞が多数発生し、腎臓が肥大する病気)の病態を再現するメダカ(腎臓の構造がヒトに類似)突然変異体の原因遺伝子を同定。原出願に実施例が追加され、多発性嚢胞腎発症のメカニズム研究、治療薬の開発、スクリーニング及び効果の検証に利用できる。 |
新規バイオ技術 | アグリ | NU-0103 | PCT/JP2006/304421 | 植物でのペプチドの発現・集積方法 | 植物の種子に貯蔵されるグルテリン(蛋白質)ファミリーの遺伝子の下流に、2コピー以上の目的ペプチドをコードする遺伝子を組み込み、植物種子中に、安全、安定的、安価に大量産生する遺伝子組換え作物とその作製方法。当該作物は、高度な機能性食品として応用可能。 |
新規バイオ技術 | アグリ | NU-0101 | PCT/JP2006/306242 | 植物の分化・生長を制御する遺伝子、並びにその利用 | 植物の分化、生長に必須の化合物ジベレリンと結合する蛋白質およびその遺伝子を、世界で初めてイネを用いて同定した。本発明の蛋白質の発現を制御することにより、生長を速めたり、草丈を短くして耐倒伏性を高めるなど、農作物の収量増加、花卉など観賞用植物の生育促進、開花時期調節等に役立つ。 |
動物モデル | トランスジェニック めだか |
NU-0098 | PCT/JP2006/303447 | 魚類胚の作製方法 | 未受精卵を用いて特殊な操作を行うことにより、繁殖能力を持つクローン魚類を効率的に作製する方法。遺伝子組み換え体の作製にも応用でき、魚類における病態モデルや特殊な形質モデルの作製及び保存に応用できる。 |
診断技術 | アルツハイマー | NU-0097 | PCT/JP2006/302281 | アミロイドβ蛋白凝集制御剤、アミロイドβ蛋白異常診断薬及びアミロイドβ蛋白異常診断薬キット | アルツハイマー型痴呆症に関連するアミロイドβ蛋白の凝集を抑制する人工硫酸化糖化合物。本化合物がアミロイドβの毒性を軽減し、かつアミロイドβの凝集抑制作用を示すことを細胞レベルで確認。アルツハイマー型痴呆症などのアミロイドβ蛋白の凝集に起因する疾病の予防や治療に用いることが可能。 |
医薬品候補 (創薬) |
癌 ペプチドドラッグ |
NU-0092 | 特願2006-048016 特開2007-223958 |
細胞死誘導ペプチド、MAP化細胞死誘導ペプチド、細胞死誘導剤及び抗癌剤 | リガンド(タンパク質と特異的に結合する物質の総称)のアミノ酸配列から、白血病細胞を誘導死させる複数の有力なペプチド。ペプチドを癌細胞に誘導することにより、周囲の正常細胞に炎症を与えることなく、癌細胞のみを除去できるので、癌治療のペプチドドラッグとして応用が可能。 |
医薬品候補 (創薬) |
NU-0087 | PCT/JP2006/304036 | 新規ステロイド配糖体、NGF関連活性物質及びその製造方法並びに探索方法、並びに脳機能障害予防薬 | オニヒトデ由来の神経成長因子 (NGF)増強活性を有する新規ステロイド配糖体。高齢マウスにおける学習記憶障害に対して、若齢マウスと同程度まで回復。駆除されたオニヒトデの有効利用及び医薬品・健康食品等への応用が可能。【NU-0039のPCT出願】 | |
動物モデル | 躁病マウス | NU-0086 | PCT/JP2006/303376 | 精神障害関連遺伝子及びその利用 | マウスにおいて新規に確認された、精神障害に関与する三つの遺伝子。ヒトにおいても相同遺伝子の存在を確認。抗精神障害薬のスクリーニング、精神障害の遺伝子リスク診断等に応用が可能。 |
診断技術 | 動脈硬化 | NU-0077 | 特願2006-021852 特開2007-202415 |
動脈硬化性疾患のリスク検査法及び該リスク検査キット | 脂肪細胞から分泌されるホルモンの血中濃度および同ホルモンをコードする遺伝子多型から、動脈硬化症に対する罹患リスクを検査する方法及び検査キット。心筋梗塞、脳梗塞、閉塞性動脈硬化症等に対して高い精度の臨床的診断が可能。 |
診断技術 | 自己免疫疾患 | NU-0068 | 特願2005-295048 特開2007-101488 |
自己免疫疾患の診断剤及び診断方法 | 自己免疫疾患患者の血清中に有意に検出される、脂質過酸化アルデヒド及びその修飾体を認識する抗体をターゲットとした自己免疫疾患の診断方法。全身性エリテマトーデス、慢性関節リウマチ、T型糖尿病などの自己免疫疾患の診断に応用可能。 |
診断技術 | IgA腎症 | NU-0059 | 特願2005-193439 特開2007-10540 |
IgA腎症関連抗体の検出法 | IgA腎症の原因抗原として同定された、ヘモフィルス属細菌の2種類の外膜タンパク質。IgA腎症の診断、治療、診断キットへの応用が可能である。 |
医薬品候補(創薬) | 腎不全 | NU-0058 | 特願2005-182317 特開2007-1900 |
トリプトファナーゼ阻害剤及び該阻害剤を含有する組成物 | トリプトファナーゼ阻害作用を有する、公知の生薬およびその抽出液中に含まれる組成物。インドキシル硫酸の産生量が減少するので、腎不全の治療薬として開発可能である。 |
創薬候補 | NU-0056 | 特願2005-117302 特開2006-290842 |
神経障害の予防又は治療剤 | 損傷した神経細胞の機能回復を困難にするケラタン硫酸の合成を阻害する化合物。神経障害の予防・治療剤、診断用剤として応用可能である。 | |
環境 | バイオレメディエーション | NU-0054 | 特開2006_-320249 | 微生物群集、人工培地、微生物群集の活性維持・増強方法、汚染土壌の浄化方法、土壌汚染物質の拡散防止方法 | PCB等の分解活性を長期に維持する微生物群の収集方法及び分解活性を増強する方法。嫌気的条件下で、広範囲な多環芳香族塩素化合物に対して高い脱塩素活性を維持できる。河床や底質の土壌浄化に利用可能。 |
新規バイオ技術 | アグリ | NU-0032 | 葉緑体で機能するホタルルシフェラーゼ遺伝子とそれを用いた葉緑体遺伝子発現のリアルタイムモニタリング | リアルタイムレポーターとして機能するホタルルシフェラーゼ遺伝子を合成し、本発光遺伝子を組み込んだ生物の遺伝子発現を生物発光測定装置により連続的かつ高精度に解析できる技術。植物育種(作物、花などの品種改良)の向上に利用できる。 | |
医薬品候補(創薬) | ペプチド医薬 循環器系 |
NU-0024 | 特願2004-323916 特開2006-131570 |
機械受容 (Stretch Activated) チャネルの活性化抑制剤 | カルシウム依存性カリウム透過性機械受容チャネルの活性を抑制するペプチド。循環器系疾患の判定方法及び治療薬の開発に利用が可能である。 |
新規バイオ技術 | NU-0023 | 特願2004-379309 特開2006-158203 |
リガンド親和性複合蛋白質の取得方法、抗体スクリーニング方法、抗体スクリーニング用キット、医療方法、抗体医薬、投薬方法 | 複数のリガンド親和性タンパク質から、特定のタンパク質を迅速・大量・高純度に取得する方法。ヒト又は非ヒトに対する抗体医薬品への応用が期待される。 | |
医薬品候補 | KDM7選択阻害剤 制癌剤リード化合物 |
NCU-30 | 特願2012-038977 | 新規ヒドロキサム酸誘導体及びその用途 | Fe(U)及びα-ケトグルタル酸依存性ヒストン脱メチル化酵素の一つであるKDM7を選択的に阻害し、がん細胞の増殖を抑制する化合物を発明した。これまでにKDM7を選択的に阻害する化合物は報告されておらず、本化合物は、新規な化学構造を有し、高いKDM7選択性、がん細胞増殖阻害活性を持つことから、KDM7が関与する生命現象解明のためのツール、あるいは、新しい制がん剤開発のためのリード化合物となり得る。 |
医薬品候補 | HDAC3阻害剤 抗がん 神経性疾患 HIVウイルス治療薬 |
NCU-29 | 特願2012-037082 | 新規アミド化合物及びその用途 | ヒストン脱アセチル化酵素の一つであるHDAC3を特異的に阻害する化合物を発明した。これらの化合物は、抗がん剤、神経変性疾患治療薬、抗炎症薬、抗ウイルス剤として有効であると考えられる。本化合物は、これまでに報告されているHDAC3阻害剤よりも強力なHDAC3阻害活性ならびにアイソザイム選択性を示し、新規な化学構造を有するHDAC3阻害剤であり、HDAC3が様々ながん細胞の増殖、神経変性疾患、炎症、HIVウイルスの潜伏感染に関与することから、治療薬としても期待できる。 |
治療技術 | siRNA 好酸球 副鼻腔炎治療剤 |
NCU-28 | 特願2011-219928 | 治療剤、遺伝子治療剤及び好酸球の浸潤抑制方法 | 副鼻腔炎には、好中球性と好酸球性のものがある。好中球性の副鼻腔炎では、薬物治療(マクロランド療法)と手術の組み合わせにより、治療効果が出ているが、好酸球性の副鼻腔炎では、手術後5〜6年で再発するため、有効な治療方法が望まれている。本発明では、好酸球性の副鼻腔炎の治療に、siRNAが有効であることを見出した。 |
再生医療 培養技術 |
siRNA 制御性T細胞 自己免疫疾患治療剤 |
NCU-27 | 特願2011-200844 | siRNA、抗原提示細胞、制御性T細胞及び治療剤 | 制御性T細胞は、アレルギー、がん、移植治療、ウイルス疾患、自己免疫疾患等の幅広い用途に使用できる。従来技術では、抗体を用いて生体外で制御性T細胞を誘導する方法が報告されているが、抗原非特異性T細胞が誘導されるのみで、抗体による副作用の可能性がある。本発明では、抗体を用いずに、siRNAのみを用いて制御性T細胞を作成する方法を見出し、作成した制御性T細胞のアレルギー抑制効果を示した。 |
診断 | リーリン モノクローナル抗体 アルツハイマー 統合失調症診断 |
NCU-26 | 特願2011-179161 | 抗体とその利用 | リーリンは、神経回路網形成や機能発現に必須の蛋白質であり、その定量は様々な疾患(アルツハイマー病、統合失調症、気分障害、自閉症等)にとって有用である。本発明では、リーリンの迅速定量法に使用できる新規モノクローナル抗体を樹立した。 |
診断技術 | 癌治療研究用試薬 | NCU-25 | 特願2011-131937 | N- ニトロソアニリン誘導体、並びに、それを用いた高反応性ROS発生剤及び高反応性ROS発生装置 | 光照射によって高反応性ROSを生成する化合物を開発した。がん治療研究試薬、癌治療への応用が期待される。先願の化合物に比べて大幅な性能向上を達成した。 |
新規バイオ技術 | RGD 組換え植物 糖鎖タンパク質 体外分泌 |
NCU-24 | 特願2011-116809 | 組み換え蛋白質の製造方法及び蛋白質の導入方法 | 植物を用いた組み換えDNA技術で有用蛋白質を発現させ、さらにそれを効率よく分泌する技術。この技術を用いて種々の有用蛋白質を産生させ、かつ効率よく生成することが可能になる。 |
診断技術 |
癌悪性度診断技術 免疫染色 |
NCU-23 |
特願2011-110788 |
抗ATBF1抗体及びその用途 |
癌抑制因子ATBF1(ZFHX3)タンパク質を検出する抗ATBF1抗体の細胞内局在を判定することにより、癌の悪性度の診断ができる。膀胱癌で5年生存率の有意差を初回病理検査で診断が可能。すべての癌の悪性度の病理診断用のバイオマーカーとしてもきわめて有用。 |
医薬品候補 (創薬) |
血液凝固抑制ペプチド | NCU-22 | 特願2011-090473 | 抗凝固薬及びその用途 | 黄色ブドウ球菌の分布タンパク質SSL10及びその部分ペプチドが血液凝固抑制活性を示すことを見出した。 |
再生医療 培養技術 |
iPS細胞 添加剤 再生医療技術 |
NCU-21 | 特願2011-066827 | 人工多能性幹細胞の樹立効率改善剤及びそれを用いた効率的な人工多能性細胞の樹立方法 | iPS細胞ではヒストンH3 の4番目のリシン残基(H3K4)がメチル化された状態である。本発明では、H3K4をメチル化する作用があるLSD1阻害薬の添加により、iPS細胞の作用効率が向上することが分かった。 |
医薬品候補 (創薬) |
毛細血管拡張性失調症治療薬 第二薬効 |
NCU-20 | 特願2011-033855 | 毛細血管拡張性失調症治療薬及びその用途 | 毛細血管拡張失調症(AT)の原因遺伝子とされるATM遺伝子が関わる新たなシグナル伝達経路が解明された。本治療薬はこのシグナル伝達経路において重要な役割を果たすZFHX3を標的としたものであり、神経細胞死を抑制する効果を有する。毛細血管拡張性失調症等の神経変性疾患の治療に有効である。 |
モデル動物 (実施許諾済) |
関節リウマチ 間質性肺炎 バイオマーカー |
NCU-19 |
特願2010-262669 |
間質性肺炎モデル及びその用途 |
関節リウマチモデル動物(D1CCマウス)をホモ化し、追加免疫を行なうことにより、重篤な間質性肺炎が高頻度で発生することを明らかにした。新規間質性肺炎バイオマーカー及び新規治療薬の探索・評価に利用できる。 |
細胞 | イオンチャネル 活動電位 高効率スクリーニング |
NCU-18 | 特願2010-147255 | イオンチャネルに作用する化合物のスクリーニング用材料及びその利用 | 一回の刺激を受けることにより、長い活動電位を発生し、確実に細胞死を生じる細胞を作製した。これを用いて、イオンチャンネル標的創薬における候補化合物の高効率スクリーニングを簡便に測定できる。 |
医療機器 | ネブライザー 経肺薬剤送達 |
NCU-17 | 特願2010-143776 | 薬剤吸入器 | ノズルの回転による圧縮空気を利用して、トンネル状の層流をつくり、空気の流れにより気管支・肺まで効率良く製剤を届けることが可能な吸入器。 |
医薬・研究用試薬 | ヒストン脱メチル化酵素阻害剤 HDAC |
NCU-16 | 特願2010-11431 | ヒドロキサム酸誘導体及びそれを用いたHDAC8阻害剤 | ヒストン脱メチル化酵素(HDAC)のうち、HDAC8を選択的に阻害する化合物を合成した。これらの化合物はがん細胞の増殖抑制効果も見られた。 |
医薬・研究用試薬 | ヒストン脱メチル化酵素阻害剤 JMDM |
NCU-15 | 特願2010-9834 | ヒドロキサム酸誘導体及びJHDM阻害剤 | ヒストン脱メチル酵素のうち、α−ケトグルタル酸依存性ヒストン脱メチル化酵素(JHDM)の一種JMJD2Cを阻害する化合物を合成した。これらの化合物のJMJD2C阻害活性は、既存のものよりも高活性を示した。 |
研究用試薬 | 活性酸素生成化合物 光応答性 ROS発生剤 |
NCU-14 | 特願2009-260470 | ニトロベンゼン誘導体、並びに、それを用いた高反応ROS発生剤及び高反応性ROSの発生方法 | 光照射に応じて高反応性活性酵素を生成する新規化合物を発見した。活性酸素はガンの放射線治療の主たる作用物質として利用されており、将来的に組織標的技術などとの組み合わせにより、がん治療への応用が期待される。 |
スクリーニング技術 | HIV治療薬 | NCU-13 | 特願2009-254740 | HIV増殖抑制剤 | 新規のHIV阻害剤。既存の逆転写過程、成熟過程(プロテアーゼ阻害)、吸着・侵入過程、プロウイルス組み込み過程に対する阻害剤ではなく、ゲノムに組み込まれたプロウイルスからのウイルスRNA転写過程をターゲットにした新しいコンセプトによる抗HIV薬剤、およびその開発手法の提供。 |
医療機器 | 喉頭鏡 | NCU-12 | 特願2009-25284 | 喉頭拡径具 | 患者の気道確保、挿管を行う場合に用いる喉頭鏡について、持ちやすく、力が入れやすい形状のものを発明した。照明部分に3箇所の高輝度LEDを内蔵している。 |
医薬・研究用試薬 | ヒストン脱メチル化酵素阻害剤 LSD1 |
NCU-11 | 特願2009-1450553 | LSD1阻害剤 | ヒストン脱メチル化酵素の一つであるLSD1を特異的に阻害する化合物を発明した。これらの化合物はガン細胞増殖阻害活性を示した。 |
医用器材 | 顎間固定 下額骨骨折 |
NCU-9 | 特願2008-283018 | 顎間固定用器具 | 従来の顎間固定法に存在していた拘束感や息苦しさを軽減する顎間固定が可能となる。歯牙・骨格や軟組織の形態にあわせたスプリントの設計手法とラピッドプロトタイピングによるモデル作製方法を提供する。スプリントの着脱が容易で装着不快感を軽減する固定用具を提供することで下顎骨骨折等の患者のQOL向上が期待される。 |
医用器材 | 口蓋裂治療 口蓋床 |
NCU-8 | 特願2008-283016 | 新生児の口蓋裂治療用口蓋床の製造方法 | 光造形法によるラピッドプロトタイピングの口蓋床製作手法を提供し、石膏模型上での口蓋床作製と比べ、作製時間の短縮が可能となる。型取り剤を使用しないため、窒息などの心配がなく、外鼻修正術等が不要なため、出血を伴わない低侵襲性の治療に応用可能。 |
創薬候補 (低分子化合物) |
HNO供与体 血管拡張作用 |
NCU-7 | 特願2008-284899 | アシルニトロソ誘導体環化付加アントラセン誘導体及び光作動型HNO供与体 | 一酸化窒素(NO)の一電子還元体であるニトロキシル(HNO)を光照射により放出するアントラセン誘導体。HNOは新たな生物活性を有する窒素酸化物として注目され始めている。例えば血管拡張作用があることより医療への応用も期待されている。本化合物はHNO供与体として知られているAngeli's saltに比べ安定な化合物であり、光照射の場所や強度を制御することでHNOの放出をコントロールすることが可能である。 |
医薬品候補 (創薬) |
結核 耐性菌 |
NCU-6 | 特願2009-21026 | 抗結核薬及びその用途 | 既存の抗酒薬に抗結核菌活性を見出したものである。本化合物が殺菌的に作用することが示されたことから、既存の抗結核薬とは異なる作用機序によるものと考えられる。既存薬との相乗効果や薬剤耐性菌への応用が期待される。 |
医薬品候補 (創薬) |
結核 耐性菌 |
NCU-5 | 特願2008-59903 | 抗結核化合物、及びその利用 | 新興再興感染症の原因の一つとして問題となっている多剤耐性結核菌への殺菌作用を有するアミノ糖誘導体新規化合物。既存の抗結核薬と作用機序が異なるため、既存薬との相乗効果や耐性菌への応用が期待される。 |
動物モデル | すい臓がん 肺がん ラット |
NCU-4 | 特願2007-243313 | ヒト変異型K-ras (K-rasv12)遺伝子をコンディショナルに発現するトランスジェニック非ヒト哺乳動物及びその用途 | 罹患率・死亡率の高い肺・すい臓がん等に高い頻度で認められるヒト変異型K-ras遺伝子、及び当該遺伝子の発現を調節する遺伝子を組み込んだトランスジェニックラット。系統として維持できること、ベクターによる遺伝子発現から肺腺がん、すい臓がんの発生を確認。抗がん剤などのスクリーニングや評価、がん診断、がんの発症機構や進行機構の解明に活用できる。 |
診断技術 | タンパク質 検出システム |
NCU-3 | 特願2006-053956 | ペプチド又は蛋白質標識用の蛍光色素、及び該蛍光色素を利用した標識方法 | 既存蛍光試薬及び標識法の問題点を改良した新規な蛋白質蛍光標識法。遺伝子組換え蛋白質の発現量モニタリング、立体構造解析、蛋白質の体内動態解析(バイオイメージング)への応用が期待される。 |
医薬品候補 (創薬) |
NCU-2 | 特願2006-049678 | 抗マラリア活性化合物、及びそれを有効成分とする抗マラリア薬 | 既存抗マラリア薬のマラリア原虫のヘム無毒化の阻害作用に着目し、ヘムとの親和性を高める化合物を合成。既存薬より高い抗マラリア活性を示し、かつ細胞毒性の低い新規化合物を得た。新たなマラリア治療薬としての利用が期待される。 | |
新規バイオ技術 | ドラッグスクリーニング | NCU-1 | 特願2004-293084 特開2006-101767 |
キナーゼ活性検出法 | リン酸化アミノ酸の化学的性質に着目した新原理に基づくセリン-スレオニンキナーゼ活性検出法。 簡便、低コスト、かつハイスループットのキナーゼ活性検出法であり、癌・炎症性疾患の分子標的治療薬のスクリーニング技術としての応用が期待される。 |
歩行支援 | 相互同調を利用の介助 | 東工大P6 | 特願2004−293136 | 歩行介助システム | 人間同士の相互に歩み寄る「相互適応」を介して運動機能の創出を支援するという目標を実現する為に、相互に同調を取り合う相互適応的な機能創出過程を支援できるシステムである。 |
医薬品候補 (創薬) |
第二薬効 | FHU-10 | 特願2011-094740 | 神経芽細胞腫に対する抗腫瘍薬 | 既存薬に神経芽細胞腫に対して優れた抗腫瘍作用を有することを発見した。細胞増殖試験により、マウス神経芽細胞腫(N1E115)細胞ではヒトに使用されている投与用量で顕著な細胞増殖抑制が認められた。一方、同容量ではマウス結腸癌細胞株(C26)は増殖抑制は認められなかった。 |
医療機器 | MRI 肝機能診断 造影剤 |
FHU-8 | 特願2010-35145 | 肝機能診断装置、MRI装置、および肝機能診断方法 | 本発明は、肝臓の優れた造影剤として知られるEOBプリモビスト(バイエル薬品株式会社登録商標)を造影剤として用いた肝機能診断方法に関するものである。本発明では、MRI造影剤EOB投与後のダイナミックデータに基づき新たな2種のパラメータを導入することにより、MRI-EOB画像に対し定量的指標を与えることを可能とし、客観的指標に基づくMRI-EOBによる造影診断向上を実現する。 |
診断技術 | IgA腎症特異抗体 | FHU-6 | 特願2009-115349 | 糖鎖不全ヒトIgA1ヒンジ部を認識する抗体及びその用途 | IgA腎症に特異的に反応する抗体の作成に成功した。現在、IgA腎症の診断は侵襲性の高い生検によらねばならなかったが、本抗体を用いることにより低侵襲で簡易な免疫化学的IgA腎症診断手法の確立が可能になる。 |
医療技術 |
血液浄化システム |
FHU-5 |
特願2008-326174 |
Aβ除去材、Aβ除去器及びAβ除去システム |
体液からアミロイドβタンパク (Aβ)を効率的に除去できる材料及びシステム。アルツハイマー病の治療又は予防に用いる。副作用のない、安価かつ迅速な治療効果が期待できる。 |
医療機器 |
FHU-4A |
特願2008-88255 |
血管撮影装置およびそれを用いた穿刺誘導装置 |
超音波の送受信を行うプローブと体表の間に流動かつ保形性のある音響媒体を充填する空間を形成するスペーサーを備えたプローブ。撮影像の画像処理によりプローブの位置と方向が適正にセットされ、正確に狙いとする静・動脈血管に穿刺することができる。ひとりで操作できる手のひらサイズの装置で、採血、透析、点滴、静注等の血管穿刺に有用(特願2007-195039の優先権出願) |
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医薬品候補 (創薬) |
ワクチン DDS |
FHU-1 | 特願2006-38940 | レオウイルス科ウイルス由来の組換えウイルスを調製する方法、及び組換えロタウイルス調整用のDNAコンストラクト | 乳幼児嘔吐症の原因であるロタウイルスのリバースジェネティクス(ウイルスの遺伝子RNAを任意に改変して変異ウイルスを製造する)系を開発。ロタウイルスに対する、有効な予防ワクチン開発に応用可能。 |
臨床診断 | アスベスト 肺疾患(石綿肺、肺線維症、肺がん、中皮腫) |
A-212 | 特願2011-063469 | アスベスト曝露歴のマーカー及びその用途 | アスベスト曝露歴のある肺疾患患者でのみ上昇するバイオマーカーに関する発明。今まで、中皮腫などの肺疾患の病因がアスベストによるか否かは、アスベスト曝露から発症までの期間が長いため、判断が困難であった。しかし、本発明のバイオマーカーは、アスベスト曝露から20年以上経過した患者でも数値が上昇していることが確認され、曝露が肺疾患の要因であることの指標となりうることが明らかになった。一方、このバイオマーカーは喫煙歴には相関がなく、本発明によりアスベスト曝露による肺疾患の特定を可能にすることが期待される。 |
介護・医療器具 | 胃瘻 半固形栄養剤注入 在宅介護 |
A-211 | 特願2011-158230 | 経管栄養剤の注入装置 | 嚥下困難な高齢者や疾患又は手術により口から食物摂取が困難な患者で胃瘻チューブを介して経管栄養剤の注入を容易にする装置。特に半固形栄養剤の注入に効果を発揮する。単純な構造で電源等を必要とせず、かつ安価に製造することが出来る。注射器(シリンジ)などを使った従来の方法に比べて、操作も極めて簡単であることから在宅介護において有用な技術となる。 |
臨床診断 創薬ターゲット |
ALS(特定疾患、指定難病) バイオマーカー |
A-210 | 特願2010−252476 | 筋萎縮性側索硬化症マーカー及びその利用 | ALSモデルラットを用いたプロテオーム解析により2種のタンパク質マーカーを同定した。ALS患者、パーキンソン病患者、健常人の血清を用いたウェスタンブロット解析により、ALS患者血清特異的にこれらのバイオマーカー量が変化することを確認した。 |
金属と樹脂 レーザ接合 |
A-203 | 特願2009-127301 | レーザーを用いた部材の接合方法 | 金属と樹脂の部品の接合にボルト締結や接着剤を使用する方法に対してレーザ接合方法では軽量化、有機溶剤排出量削減、部品点数削減、材料リサイクル性向上などが期待される。金属側接合面の前処理に従来のレーザ接合法ではサンドブラストを使用していたが、本技術は陽極酸化、エッチングなどで多孔層を形成させることにより接合強度の向上が達成された。自動車、航空機、電気・医療器具・包装などの分野に適用ができる。 | |
医薬品候補 (創薬) |
新規合成化合物 脊髄損傷回復 神経疾患改善剤 |
A-202 | 特願2009-63188 | 不飽和脂肪酸及びこれを含有する神経栄養因子様作用剤 | 〔新規合成化合物〕脊髄損傷モデルラットに投与して、運動機能改善経過を観察。経過をBBB scoreで 示した(損傷直後は0、非損傷は21)。その結果、6週間後に顕著な運動機能の回復が観察された(BBB score 11.6±2.2)。 脊椎損傷修復剤のほか、精神疾患改善薬(アルツハイマー、パーキンソン、鬱など)、糖尿病性ニューロパシーや緑内障の神経変性疾患の予防・改善剤として期待される。 |
測定装置 | 運転時の眠気検知・覚醒 | A-196 | 特許第3908583号(H19.1.26登録) 特開2003-299637 |
眠気度検出装置及びそれと連動した覚醒装置 | 自動車運転時の眠気度検出装置及びそれと連動した覚醒装置を提供する。眠気度はメガネフレーム近傍に位置する応力センサヘッドで瞬き波形を検知し、マイクロコンピュータで判定する。覚醒は、ミリガウス交流磁界発生器によって行う。 |
DDS |
A-192 |
特願2008-51427 |
後眼部到達用リポソーム及び後眼部疾患用医薬組成物並びに点眼剤 |
点眼により網膜への薬物送達を可能にしたリポソームDDS(ドラッグデリバリーシステム)製剤。従来、後眼部疾患(加齢性黄斑変性症、糖尿病性網膜症など)の治療は、硝子体内への注射など侵襲的な方法が一般的であったが、本発明により非侵襲な治療が可能となる。 |
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医薬品候補 (創薬) |
神経変性疾患 うつ病 |
A-189 |
特願2007-242563 |
神経栄養因子様作用剤(神経変性疾患やうつ病などが対象) |
神経障害の予防・治療効果、つまり神経栄養因子様作用を有する、炭素数が8又は10から12の脂肪酸、又は脂肪酸エステル。安全性が高いので、アルツハイマーなどの神経変性疾患、うつ病などの精神疾患の予防剤、又は治療剤として応用可能。 |
新規バイオ技術 | A-173 | 特願2006-239164 特開2008-64463 | ビーム照射による軟質材料の構造解析方法及びその軟質材料保持装置 | 生体組織等の軟質材料が、液体と反応して微少変化をする場合の時間的変化を、X線、赤外線等のビーム照射により取付けまま観察を可能にする材料の保持装置に関する。 | |
医薬品候補(創薬) |
機能性食品素材 |
A-168A |
PCT/JP2007/50406 |
緩下剤(かんげざい)及びこれを含む食品 |
沈香葉から抽出した、穏やかな下剤としての作用を有する緩下剤。副作用の下痢が少ないため、常用により便秘の予防、改善を円滑に行うことができる。医療用、サプリメントの他、健康茶としての飲用にも応用可能。 |
診断技術 | 免疫組織染色 アルツハイマー |
A-160 (G-77) |
アポトーシスに陥る傾向を判定する方法 | 免疫組織学的染色法により神経細胞死を簡便に判定する方法。アルツハイマー病の診断に有用であり、試薬及びキット化が可能である。 | |
診断技術 |
A-152 (G-65) |
PCT/JP2005/13911 WO 2006/011587 |
癌細胞の悪性度判定法 |
特定の蛋白質の発現量、又は核内及び細胞質に局在する状態を見ることにより、癌細胞の悪性度を簡便に判定する方法。肺癌、胃癌、乳癌、神経芽細胞腫など広範な癌の予防及び治療に利用できる。キット化が可能。 |
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食品 | 食中毒 ヒスタミン 食品検査 |
A-148 (G-62) |
PCT/JP2005/005628 WO 2005/114182 | ヒスタミン検出方法およびヒスタミン検出キット | HACCP規制に対応可能なアレルギー様中毒の原因物質であるヒスタミンを極めて簡便に低コストで処理可能な新規検出方法。魚介類とその加工品、みそ・醤油等発酵食品のヒスタミン含量チェックの検出キットとして利用可能。 |
動物モデル |
リウマチ マウス |
A-137(G-58) |
PCT/JP2005/4007 WO 2005/08543 |
ヒト関節リウマチの病態を再現するトランスジェニック非ヒト哺乳動物 |
ヒト関節リウマチの病態を再現するトランスジェニックマウス。抗リウマチ薬のスクリーニング及び効果の検証に利用できる。 |
医薬品候補 (創薬) |
A-122 (G-50) |
PCT/JP2004/010998 WO 2005/012536 |
増殖制御型組替えアデノウィルスベクターの効率的な作製方法及びその作成用キット | 癌細胞を多因子で特異標的化する増殖型アデノウイルスベクターの迅速かつ簡便な作製法。従来の非増殖型ウイルスベクターに比べ遺伝子導入効率が優れ、癌への遺伝子治療に有用である。 | |
アグリ | 耐病性 遺伝子組み換え |
A-98A (G-40) |
PCT/JP03/15310 WO 2004/050874 |
病原菌応答性プロモータ(A-98の国内優先) | 先に、ジャガイモ植物の病原菌感染に対して特異的に応答するプロモータと病原菌耐性食物作出法を発明した(A-98の国内優先)。今回プロモーター領域の大幅な短縮化に成功し、取扱いが簡便なプロモータを得た。 |
診断技術 |
A-79 (G-22) |
PCT/JP03/03477 WO 2004/001037 |
心筋梗塞のリスク診断方法 |
複数の遺伝子多型に基づく心筋梗塞のリスク診断方法及び使用キット。高精度に心筋梗塞の発症リスクを判定することができ、心筋梗塞の一次予防に役立つ。 |
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診断技術 | A-77A (G-25) |
10/321,633 US-2003-0233196-A1 |
遺伝子発現データの処理方法 | DNAマイクロアレイの各遺伝子の発現データ(大量のデータ)を処理して抽出した有用なデータを診断に用いる。実施例では、予後診断を高い信頼性で行えることが確認されている。 | |
再生医療 培養技術 |
A-75 (G-22) |
PCT/JP03/07536 WO03/106673 | ES細胞から分化した細胞の処理方法 | ES細胞から分化した目的細胞を確実、簡便かつ迅速に選別単離する方法及びそれに用いるキット。 | |
診断技術 | A-40 | 特願2001-242334 特開2003-52391 |
淋菌の検出及びニューキノロン剤の感受性評価方法 | 淋菌遺伝子の配列の変異をリアルタイムPCR法を用いて測定し、淋菌の存在と、そのキノロン剤感受性を評価する方法。従来法に比べ、臨床的に多数の検体を迅速に処理可能。 | |
診断技術 |
A-13 (G-03) |
PCT/JP01/10813 WO 02/048400 |
抗がん剤の副作用を予測する方法 |
抗がん剤(イリノテカン)の副作用を遺伝子多型に基づいて予測する方法であり、抗がん剤の最適投与量を予測することができる。 |
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診断技術 | 酸化ストレス RC-SOD 抗体 ELISA |
GPU-257 | 特願2011-57517 | 酸化ストレス防御酵素EC-SODの測定法 | 本発明は、EC-SOD(Extracellular-superoxide dismutase)をELISAにより高感度に測定系に関するものであるEC-SODは血管壁に広く分布するSODのアイソザイムであり、血管系を酸化ストレスから保護する作用がある。発明者らはインスリン抵抗性改善薬による治療効果とEC-SOD値の相関を確認している。本発明は参加ストレスの診断技術及び、医薬品、機能性食品の培養細胞による有効性評価法としての利用が期待される。 |
医薬・研究用試薬 | 癌 ターゲティング 診断薬 創薬候補 |
GPU-224 | 特願2009-50992 | 低酸素領域イメージング用近赤外蛍光プローブ | ハイポキシア(癌細胞が構成する特異的な低酸素環境)に集積するがん細胞を可視化する分子(ハイポキシアイメージングプローブ)を設計・合成した。この分子はハイポキシアで活性化され、その場で生体分子と結合して目印をつけることが出来る。ハイポキシアを照らす光源として、身体を傷つけることなく外から見ることができる組織透過性の高い近赤外蛍光色素を組み込むことにより癌診断への応用が期待される。 |
サプリメント候補 | E-37 | 特願2006-177449 特開2008-7440 |
前駆脂肪細胞分化誘導促進剤及び飲食物 | キササゲ(植物)から抽出した新規な前駆脂肪細胞分化促進剤。前駆脂肪細胞の脂肪細胞への分化促進作用より、血中グルコースの脂肪細胞による取り込み活性が促進され、血糖低下作用に繋がる。糖尿病の予防及び改善剤(医薬品)として、またキササゲの抽出成分を飲食物として応用可能。 | |
環境 | PCB分解 | E-34 | 特願2000-14845 特開2001-199904 |
芳香族塩素化合物の脱塩素化法 | Pd/Cを用いた接触還元系にトリエチルアミン等を添加し芳香族塩素化合物より塩素を除去する方法。PCBやダイオキシ等の化学的な脱塩素・分解法として有力な技術。 |
医用器材 | コート剤 | STLO-P-H20-08 | 特願2008-235423 | 親水性多孔質粒状基材及びその製造方法、該親水性多孔質粒状基材を有する親水性コート剤 | リン酸アンモニウム塩構造を持つ親水性コート剤。高い親水性を保持しつつ、優れた可視光の透過性を持つ。医療現場で用いられる内視鏡や腹腔鏡のレンズへの応用が期待される。 |
医療機器 | 音声変換プロセッサ 人工内耳 |
STLO-P-H20-02 | 特願2008-058566 | 音声変換プロセッサの調整方法 | 人工内耳において装着者の主観に基づいた音声変換プロセッサの調整方法を可能にした。従来の調整方法に比べ、装着者の装着感を改善することが可能である。 |
介護・医療器具 | クッション | STLO-P-H19-18 | 特願2007-286051 | 背もたれ用等の液体内蔵クッション | 椅子の背もたれ部に使われる液体内蔵の背もたれ用クッション。人の姿勢変化に追従性がよく、体圧分散性に優れている。 |
介護・医療器具 | クッション | STLO-P-H19-14 | WO2009/001567 | 寝具用クッション、寝具用マット及び寝具用クッションの製造方法 | 内部に流体を配し、使用者の体圧を分散させる寝具用クッション、寝具用マット及び寝具用クッション。高齢者や病人の床ずれを予防することが出来る。従来のウォーターベッドに比べ遙かにコンパクトで安定性に優れる。 |
新規バイオ技術 | DNA皮膜技術 | STLO-P-H18-24 | 特開2008-200594 | DNA被覆無機基材及びそれを用いた有害物質除去材 | DNAを用いたダイオキシン等環境汚染物質を効率よく除去する基材の提供および製造方法を提供する。従来除去基材に比べ製造が簡便、かつ再生が容易であることを特徴とする。さらに生体低吸収性であることから従来の有害除去基材で懸念されていた健康への影響も少ない。 |