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芋メタン発電プロジェクト研究会

(環境・エネルギー分野)

趣旨と目標

効率的な資源循環システムの構築は、持続可能社会の実現、地球温暖化防止にむ資源循環型社会の確立が求められている中、 本研究会は、全国いたるところ栽培でき豊富なでん粉質で発酵原料に最適な芋を使い、その生産性を飛躍的に高めながら、 耕作放棄地の解消、家畜飼料の自給率向上、自然再生エネルギーの確保を一体的に実現することを目的とし、 ものづくり企業が集積する幸田町において、産官学連携により、従来試みられたことのない芋メタン発電の新技術を開発、 100世帯規模でテストして実用技術にすることを目標とする。
この新技術は、①芋の多収穫栽培技術と、②芋発酵メタンから効率的に発電する技術、③発酵残渣のリキッドフィード化 する技術の3つを体系的に開発することで、経済的に採算のとれる実用新技術体系になる。本年度は、メンバーの1人 鈴木高広教授の研究成果を手がかりに、3つの技術の開発研究を推進できるよう、必要な資金を確保すべくNEDOなどの 研究委託事業に応募できる研究計画の策定を進め、応募することを到達目標にする。

責任者

竹谷 裕之 (名古屋産業科学研究所 上席研究員)

主要メンバー

鈴木 高広 (近畿大学 生物理工学部 生物工学科)
大門 裕之 (豊橋科学技術大学大学院 工学研究科 環境・生命工学系)
岡田 英幸 (愛知県 環境部資源循環推進課)
志賀 幸弘 (幸田町 企画部企業立地課)
野々 康明 ((一社)資源再生ネットワーク)
鈴木 邦彦 ((株)小桝屋営業部)
藤沢 寿郎 (愛知県環境部資源循環推進課 循環ビジネス創出コーディネーター;名古屋産業科学研究所 上席研究員)
笠倉 忠夫 (名古屋産業科学研究所 上席研究員)

その他

実施場所と形態
芋メタン発電プロジェクト研究を進めるため、本年度は幸田町より 「バイオエネルギー開発調査委託事業」を受けて研究に必要な資金を得、3つの技術関連グループを作って名古屋産業科学研究所 などにおいて検討作業を進めるとともに、全体研究会を数回開催し、本年度の到達目標を実現する。
実施期間
平成25年8月30日~平成26年3月28日

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