研究の情報を知りたい 研究部 DOR

  1. TOP
  2. 研究部(DOR)
  3. 研究会リスト
  4. ブレインフーズ研究会

ブレインフーズ研究会

(ライフ、バイオ、健康分野)

趣旨と目標

食品の持つ機能性によって、日常の食生活から疾病を予防し医療費を抑制するニーズは高まっている。特にアルツハイマー病、認知症等の脳内老化の予防等の社会的ニーズは大きい。
脳機能に与える食品機能性を長年に亘って研究している大澤俊彦教授を座長として、当地域が強みとするモノづくり企業が持つ産業技術力を活かし、脳機能への効果を分析するバイオマーカーと測定技術を検討し、先進的な手法によるブレインフーズ(脳機能の維持・向上にかかる機能性食品)の開発を目指す。
特にアルツハイマー病、認知症、ストレスや鬱症状など社会的ニーズの高い脳機能の維持・向上にかかる研究開発・商品化を促進し産業構造の多角化に繋げる。

責任者

小林 一清 (名古屋産業科学研究所 上席研究員)

メンバー

(学識経験者)
大澤 俊彦 座長(愛知学院大学 心身科学部健康栄養学科 教授)
丸山 和佳子 (国立医療研究センター 加齢脳科学部長)
能勢 充彦 (名城大学 薬学部 教授)
小原 章裕 (名城大学 農学部 教授)
山根 隆 (名古屋産業科学研究所 上席研究員)
藤沢 寿郎 (名古屋産業科学研究所 上席研究員)

(企業関係)
㈱ポッカコーポレーション
オリザ油化㈱
東洋発酵㈱
㈱岐阜セラック製造所
㈱ヘルスケアシステムズ
㈱デザイナーフーズ
㈱豊田中央研究所
㈱豊田通商
アイシン精機㈱
浜松ホトニクス

(その他)
名古屋医工連携インキュベーター
財)名古屋産業振興公社
名古屋市工業研究所
名古屋市市民経済局
名産研

その他

実施場所と形態
名古屋市民経済局が事務局となって、名古屋大学VBLを主たる会場として、平成22年12月から平成23年8月にかけて4回の研究会を開催した。この地区の学界および産業界のメンバーと意見を交換して、ブレインフーズの研究開発の現状・課題の整理と最新の研究成果・知見について討論し、今後の活動の方向性を探ってきた。今年度は、ブレインフーズの概念を幅広く捉えて、この地区の研究者を総括するプラットフォームの設立も視野に入れつつ、研究開発・商品化を促進する。また、関心のとくに高い企業を中心としていくつかの研究グループが展開してきているので、個々のグループを支援して競争的資金の獲得に繋げるために積極的な活動を行う。
実施期間
平成23年9月15日~平成24年9月14日

このページのトップへ