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中部風力発電研究会

(環境、エネルギー分野)

趣旨と目標

地球温暖化抑止とエネルギーセキュリティ,すなわち環境制約と資源制約の双方から,再生可能エネルギー利用による地方分散型低炭素社会の構築は,持続可能な環境社会を将来目標とするには避けて通れない課題である.中部地方は風力発電の適地が多く,大型風車によるウインドファームが目立つようになってきた.ここ暫くは,建設基準法の改正,バードストライク,落雷,台風,景観,低周波騒音などの問題によって風力発電の建設は停滞しているが,石油ピークの到来とCO2削減の要求から,風力発電建設の促進が求められるようになるに違いない.とくに洋上風力発電(オフショア風力発電)は,周囲を海に囲まれた我が国の新規産業として振興させることの優位性が認められ,国として平成20年度から研究開発に取り組み始めている新規事業である.そこで,中部地方に新規産業を興す視点から,洋上風力発電の知識と建設技術のノウハウを蓄積することを目的として,次の活動を行う.

  • 実施されている洋上風力発電のF/S調査,評価手法等の進捗状況の把握
  • 実存する洋上発電技術の文献調査・検討
  • 中部地域における洋上風力発電の可能サイトの調査・検討
  • プロジェクト研究の検討(プロジェクトへの参入及び受託研究

責任者

林 農 (名古屋産業科学研究所 上席研究員)

主要メンバー

長野 靖尚 (名古屋産業科学研究所 上席研究員(総括アドバイザー))
長谷部 宣男 (名古屋産業科学研究所 上席研究員)
石田 幸男 (名古屋大学大学院教授)
宮武 功 (株式会社基土木設計事務所 代表取締役)

その他

開催場所
株式会社基技術サービス会議室

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